目次

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  1. はじめに
  2. パフォーマンスのチューニングの概要
  3. ターゲットの最適化
  4. ソースの最適化
  5. トランスフォーメーションの最適化
  6. マッピングの最適化
  7. パーティション化したマッピングの最適化
  8. 実行時の最適化
  9. SQLデータサービスの最適化
  10. Webサービスの最適化
  11. 接続の最適化

パフォーマンスのチューニングの概要

パフォーマンスのチューニングの概要

制約

制約

データ統合サービスは、リレーショナルソース、フラットファイルソース、論理データオブジェクト、または仮想テーブルから制約を読み取ることができます。制約は、データ行上の値が合致する必要がある条件式です。
制約を読み取るときにデータ統合サービスは、適用されている最適化方式に基づき、データ行に関してTRUEに評価されない行を削除することがあります。
制約を設定する前に、その制約で設定される条件をソースデータが満たすことを確認する必要があります。
例えば、「AGE < 70」の行を含んでいると思われるAGE列がソースデータベースに存在するとします。このソースデータベースに、「AGE < 70」という式で制約を設定できます。データ統合サービスは、ソースデータベースから制約「AGE < 70」に合致するレコードを読み取ります。「AGE >= 70」のレコードを読み取る場合、データ統合サービスはそれらを削除することがあります。
データベースでは、SQLコマンドを使用して、データベースに接続する際のデータベース環境に制約を設定できます。データ統合サービスは、データベースに接続するたびに、接続環境SQLを実行します。
論理データオブジェクト、物理データオブジェクト、および仮想テーブルへの制約の設定には、Developerツールを使用します。制約を設定する場合は、各データ行に関してTRUEに評価される式を入力する必要があります。