例えば、動的マッピングに次の結合条件を持つジョイナトランスフォーメーションが含まれます。

CustomerID = CustomerNo

CustomerIDは、ジョイナトランスフォーメーションで生成されたポートです。 マッピングに動的ソースがあるため、マッピングを複数の異なるソースファイル形式で実行することが可能です。 顧客番号を含むカラムには、各ソースファイルに次のような異なる名前があります。

CustomerID

、

CustomerNum

、または

CustNO

。

ジョイナトランスフォーメーション内でポートセレクタを作成すると、動的ソースの異なる顧客カラム名に対応することができます。 「Cust」というプレフィックスが付いたポート名を含む選択ルールで、ポートセレクタを設定します。

次に、結合条件を設定して、カラム名「CustomerID」ではなく、ポートセレクタ名を含めます。

Customer_PortSelector = CustomerNo

結合条件は、「Cust」で始まる任意のポート名に対して有効です。

ポートセレクタには1つ以上のポートを含めることができます。 結合条件のマスタグループと詳細グループに同じ数のポートが含まれる場合、結合条件に複数のポートを含めることができます。