ルックアップトランスフォーメーションでルックアップキャッシュを有効にした場合、統合サービスではデフォルトで非永続キャッシュが使用されます。 マッピングが完了すると、統合サービスはキャッシュファイルを削除します。 次にマッピングを実行したときに、統合サービスはルックアップソースからメモリキャッシュを作成します。

ルックアップトランスフォーメーションを設定して永続ルックアップキャッシュを使用する場合、統合サービスはマッピングの複数の実行に対してキャッシュファイルを保存して再使用します。 永続キャッシュによって、ルックアップテーブルの読み取りとルックアップキャッシュの再構築にかかる時間がなくなります。

永続ルックアップキャッシュを使用して最初にマッピングを実行するときは、統合サービスはキャッシュファイルをディスクに保存します。 次に統合サービスがマッピングを実行したときは、メモリキャッシュをキャッシュファイルから作成します。

元のルックアップソースが変更された場合は永続ルックアップキャッシュを再構築するように、統合サービスを設定できます。 キャッシュを再構築すると、統合サービスは新しいキャッシュファイルを作成し、統合サービスログにメッセージを書き込みます。