次に示すように、ソース行には4つの四半期の店舗別売上が含まれる可能性があります。

Store	Sales(1)	Sales(2)	Sales(3)	Sales(4)
Store1	100	300	500	700
Store2	250	450	650	850

ノーマライザ入力階層を定義すると、4つの売上フィールドを結合し、1つの複数出現フィールドとしてまとめることができます。Qtr_Salesのようなフィールド名を定義し、ソース内で4回発生するようにこのフィールドを設定します。

出力グループに店舗データと売上データが含まれる場合、ノーマライザトランスフォーメーションは、StoreとQtr_Salesのそれぞれの組み合わせに対して行を返します。出力行には、出力行にあるQtr_Salesのそれぞれのインスタンスを識別するインデックスが含まれます。

トランスフォーメーションは次の行を返します。

Store	Qtr_Sales	Qtr (GCID)
Store1	100	1
Store1	300	2
Store1	500	3
Store1	700	4
Store2	250	1
Store2	450	2
Store2	650	3
Store2	850	4

出力グループに単独出現カラムと複数出現カラムが含まれる場合、ノーマライザは各出力行に単独出現カラムの重複データを返します。例えば、Store1とStore2はQtr_Salesのそれぞれのインスタンスに対して繰り返されます。

ソース行には、複数レベルの複数出現データが含まれることがあります。 ノーマライザトランスフォーメーションは、入力階層の定義方法に基づいて、各レベルで個別の行を返すように設定できます。