［ソート済み入力］オプションを使用すると、データ統合サービスではすべてのデータがグループ別にソートされているものと想定され、グループの行を読み込んでから集計計算が実行されます。 必要に応じて、メモリにグループ情報が格納されます。 ソート済み入力オプションを使用するには、ソート済みデータをアグリゲータトランスフォーメーションに渡す必要があります。ソート済み入力を使用する場合、アグリゲータトランスフォーメーションがソートされた出力を提供します。

［ソート済み入力］オプションを使用しない場合、データ統合サービスは読み込みと並行して集計計算を実行します。 この場合、データはソートされていないため、すべての集計計算が正確に実行されるように、データ統合サービスはソース全体の読み込みが完了するまで各グループのデータを格納しておきます。

例えば、あるアグリゲータトランスフォーメーションでSTORE_IDとITEMのGroup Byポートがあり、［ソート済み入力］オプションが選択されているとします。Aggregatorを通して以下のデータを渡すと、データ統合サービスは201/batteryグループを検出した時点で、101/batteryグループの3つの行を集計します。

［ソート済み入力］オプションを使用した場合、前もってデータを正しくソートしないと、データ統合サービスはマッピングの実行を失敗します。