目次

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  1. はじめに
  2. PowerExchangeの概要
  3. DBMOVERコンフィギュレーションファイル
  4. Netportジョブ
  5. PowerExchangeのメッセージログと出力先のオーバーライド
  6. SMF統計ロギングとレポート
  7. PowerExchangeのセキュリティ
  8. Secure Sockets Layerのサポート
  9. PowerExchangeの代替ネットワークセキュリティ
  10. PowerExchange非リレーショナルSQL
  11. PowerExchangeのグローバル化
  12. PowerExchange ODBCドライバの使用
  13. PowerExchangeデータタイプ変換マトリックス
  14. DTL__CAPXTIMESTAMPのタイムスタンプ
  15. PowerExchange用語集

リファレンスマニュアル

リファレンスマニュアル

PowerExchangeでインストールされた汎用コードページ

PowerExchangeでインストールされた汎用コードページ

PowerExchangeで提供されるデフォルトコードページがインストール済み環境に不十分の場合は、汎用コードページを使用します。PowerExchangeは、システム間でのデータまたはメタデータの送信に汎用コードページを使用します。
一般に、汎用コードページは以下の環境で使用されます。
  • マルチバイトデータを処理する場合
  • Linux、UNIX、またはWindowsでデータがISO-8859の範囲外にあるか、i5/OSまたはz/OSでIBM-037の範囲外にある場合
DBMOVERコンフィギュレーションファイルのCODEPAGE文に汎用コードページを入力します。CODEPAGEパラメータで、以下のタイプの汎用コードページを定義できます。
  • 制御コードページ
  • データ制御コードページ
  • SQLコードページ
以下の表に、CODEPAGEパラメータで指定できる各コードページの使用について説明します。
コードページ
使用
制御コードページ
  • データベース、テーブル列、またはファイルの名前。
  • ユーザIDまたはパスワード。
  • エラーメッセージ。
データ制御コードページ
  • フィールドレベルまたはデータマップレベルなど、コードページが指定されていない非リレーショナルデータベースタイプで使用されるカラムデータまたはパラメータデータ。
    パラメータデータはサーバに送信されるデータを参照し、パラメータパターンが削除、選択、更新SQLに存在する場合に置き換えられます。
SQLコードページ
  • データのアクセスに使用されるSQLのコードページ。
    一般に、SQLコードページは制御コードページと同じです。これは、どちらのコードページもテーブル名を処理できるからです。
    SQLコードページには、どのリテラルも処理できるだけの十分な精度が必要です。
制御コードページを指定して、データ制御コードページおよびSQLコードページを省略すると、PowerExchangeは、データ制御コードページおよびSQLコードページに制御コードページを使用します。例えば、以下の文は同じものです。
CODEPAGE=(UTF8) CODEPAGE=(UTF8,UTF8,UTF8)
Linux、UNIX、またはWindowsでCODEPAGEパラメータを省略すると、PowerExchangeは以下のデフォルト値を使用します。
CODEPAGE=(ISO-8859,ISO-8859,ISO-8859)
i5/OSまたはz/OSでCODEPAGEパラメータを省略すると、PowerExchangeは以下のデフォルト値を使用します。
CODEPAGE=(IBM-037,IBM-037,IBM-037)
PowerExchange Navigatorは、すべての文字を処理できるようにするため、DBMOVERコンフィギュレーションファイルで指定されたコードページをオーバーライドします。PowerExchange Navigatorは、制御コードページ、データコードページ、およびSQLコードページにUTF8を使用します。