目次

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  1. セキュリティガイドについて
  2. Informaticaセキュリティ入門
  3. ユーザー認証
  4. LDAPセキュリティドメイン
  5. Kerberos認証のセットアップ
  6. ドメインセキュリティ
  7. Informatica Webアプリケーションへのシングルサインオン
  8. Informatica Administratorのセキュリティ管理
  9. ユーザーおよびグループ
  10. 特権およびロール
  11. 権限
  12. 監査レポート
  13. powercenterhelp
  14. コマンドラインの特権および権限
  15. カスタムロール
  16. 暗号スイートのデフォルトリスト

セキュリティガイド

セキュリティガイド

手順9。クライアントマシンの更新

手順9。クライアントマシンの更新

InformaticaクライアントをホストするマシンにKerberos設定ファイルをコピーし、環境変数を設定します。また、ブラウザがInformatica Webアプリケーションにアクセスするように設定することも必要です。
Kerberos認証で実行するようにInformaticaドメインを設定した後、Informaticaクライアントツールで以下のタスクを実行します。
Kerberos設定ファイルをクライアントマシンにコピーします。
設定ファイルを、Informaticaクライアントをホストする各マシンにコピーします。
krb5.conf
ファイルをディレクトリ
<Informatica Client Directory>/shared/security
にコピーする必要があります。
Kerberos設定ファイルにKRB5_CONFIG環境変数を設定します。
KRB5_CONFIG環境変数を使用してKerberos設定ファイル
krb5.conf
のパスとファイル名を格納します。Informaticaクライアントをホストする各マシンに対して、KRB5_CONFIG環境変数を設定する必要があります。
Webブラウザを設定します。
InformaticaドメインがKerberos認証を使ったネットワーク上で実行されている場合、ブラウザをInformaticaのWebアプリケーションにアクセスできるように設定する必要があります。Microsoft Internet ExplorerとGoogle Chromeで、Informatica WebアプリケーションのURLを信頼できるサイトのリストに追加します。Chrome 41以降を使用している場合は、
AuthServerWhitelist
ポリシーと
AuthNegotiateDelegateWhitelist
ポリシーも設定する必要があります。
UNIXで、シングルサインオン用の資格情報キャッシュファイルを作成します。
UNIX上でシングルサインオンを使用してInformaticaコマンドラインプログラムを実行するには、資格情報キャッシュファイルを生成して、Kerberosネットワークでコマンドを実行するユーザーアカウントを認証する必要があります。資格情報キャッシュファイルを生成するには、MIT Kerberosから
kinit
ユーティリティを使用します。資格情報キャッシュファイルにより、ユーザーはユーザー名およびパスワードオプションを使用しなくてもコマンドを実行できます。
資格情報キャッシュファイルを使用する場合は、KRB5CCNAME環境変数で資格情報キャッシュのデフォルトのパスとファイル名を設定する必要があります。
UNIX上でシングルサインオンを使用してInformaticaコマンドラインプログラムを実行する方法の詳細については、『
Informaticaコマンドリファレンス
』を参照してください。