目次

Search

  1. はじめに
  2. XMLの概念
  3. PowerCenterでのXMLの使用
  4. XMLソースに関する作業
  5. XMLエディタの使用
  6. XMLターゲットに関する作業
  7. XML Source Qualifierトランスフォーメーション
  8. Midstream XMLトランスフォーメーション
  9. 付録 A: XMLデータ型リファレンス
  10. 付録 B: XPathクエリ関数の参照

XML Guide

XML Guide

ピボット化列の追加

ピボット化列の追加

XML定義内のピボット化されたカラムとは、ビュー内で要素の出現に対して個別のカラムを作成する複数出現要素のことです。ピボット化されたカラムは、XML定義内のどの複数出現要素からでも作成できます。ビュー行の要素をピボット化することもできます。
ピボット化されたカラムをビューに追加すると、Columnsウィンドウにデフォルトの出現番号が表示されます。この番号は、カラム内で使用する要素の出現回数を表示します。出現番号を変更することも、新しいカラムとしての要素の出現をさらに追加することもできます。カラムの名前を変更しない場合、XMLエディタはピボット化されたカラムの名前に対してそれぞれ連続した番号を追加します。
ピボット化値がビュー行の一部である場合は、このピボット化値を変更できません。
ピボット化されたカラムをビューに追加するには、
  1. ワークスペースでXMLビューを選択します。
  2. ナビゲータ内でピボット化したい要素を強調表示します。
    または、ピボット化する要素を含む親チェーンの要素を強調表示します。
  3. [コンポーネント]-[XPathナビゲータ]をクリックします。
  4. [詳細モード]を選択します。
  5. [XPathナビゲータ]からピボット化したいカラムをXMLワークスペースのビューにドラッグします。
    Designerは、Columnsウィンドウにデフォルトの出現番号を追加します。この番号は、カラム内で使用する要素の出現回数を表示します。
    次の図のビューには、3回目に出現するProductに対して2回目に出現するSalesが含まれます。
    カラム内に初めてSalesが出現することを、First_Half_Salesと言います。2回目にSalesが出現することを、Second_Half_Salesと言います。Regionは属性です。
  6. [XPath]リンクをクリックして、要素の出現番号を変更します。
    [XPathのクエリー述部を指定してください]ウィンドウが表示されます。
  7. 編集する複数出現要素を選択します。
  8. [ピボットの編集]ボックスで出現番号を変更して、[OK]をクリックします。