目次

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  1. はじめに
  2. XMLの概念
  3. PowerCenterでのXMLの使用
  4. XMLソースに関する作業
  5. XMLエディタの使用
  6. XMLターゲットに関する作業
  7. XML Source Qualifierトランスフォーメーション
  8. Midstream XMLトランスフォーメーション
  9. 付録 A: XMLデータ型リファレンス
  10. 付録 B: XPathクエリ関数の参照

XML Guide

XML Guide

Force Rowオプションの設定

Force Rowオプションの設定

デフォルトでは、Integration Serviceはビュー行内にデータが含まれている場合に、ビューのデータを生成します。 [Force Row]オプションを選択すると、ビュー行の要素にデータが含まれるかどうかに関係なく、XMLビューの行を生成します。たとえば、ビュー行がaddress\zipの場合、ビュー行にzipデータがない場合でもアドレスを出力するように選択できます。
以下の図は、zip要素をビュー行として表示しています。
zip要素は一覧の最下部で強調表示されており、その上にstreet、cityおよびstate要素行があります。
デフォルトでは、Integration ServiceはAddress要素内のzip要素の各出現に対して行を生成します。
たとえば、セッションで次のXMLファイルを実行します。
<?xml version="1.0" ?> <company xmlns="http://www.example.org"   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"   xsi:schemaLocation="http://www.example.org forcerow.xsd" > <name>company1</name>   <address>     <street>stree1</street>     <city>city1</city>     <zip>1001</zip>   </address> <employee>   <name>emp1</name>   <address>     <street>emp1_street</street>     <city>empl_city</city>     </address> </employee> <employee>   <name>emp2</name>   <address>     <street>emp2_street</street>     <city>emp2_city</city>    <zip>2001</zip>   </address> </employee> </company>
Integration Serviceは、デフォルトでは、Addressビューのstree1行およびemp2_street行を生成します。
以下の図に、Addressビューのstree1行およびemp2_street行を示します。
このデータには2つの行があり、カラムSTREET、CITY、ZIの値が示されています。データの上の[Force Row]オプションは選択されていません。
Integration Serviceは、ビュー行がzipであるためemp1の行を生成せず、emp1はzip要素に対してデータを持っていません。
[Force Row]オプションを有効にすると、zipの有無にかかわらず、street要素またはcity要素を出力できます。セッションは、emp1がzip要素のデータを持っていない場合でもemp1の行を生成します。
以下の図に、[Force Row]を有効にした場合にIntegration Serviceが生成する行を示します。
このデータには3つの行があり、カラムSTREET、CITY、ZIの値が示されています。データの上の[Force Row]オプションが選択されています。