ルール仕様アセット

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ビジネスデータのエラーの識別

有効でなくなった値をデータセットで検索するには、既知のデータエラーを含むディクショナリを読み取るようにルール文を設定します。例えば、全国規模の組織が、支店を識別するコードを更新しているとします。この組織では、コードの構造を8桁から10桁に変更します。この場合は、廃止された8桁のコードを含むディクショナリを読み取るようにルール文を設定できます。

このルール文により、廃止された支店コードが入力データで見つかった場合は、指定する値が出力として書き込まれます。

ルール仕様のルールセットを選択します。

ルールセットのプロパティで、

［ルールロジック］

をクリックします。

［ルール文の追加］

をクリックします。

ルール文に入力を選択します。

使用可能な入力がルール仕様に含まれない場合は、入力を作成します。支店コードデータを表すように入力プロパティを設定します。

条件分析の結果を検証する演算子を選択します。

入力データが条件のデータに一致する必要があることを指定するには、次の演算子を選択します。

is

入力に適用する条件の種類を選択します。

入力データを別の入力のデータと比較するには、次の条件タイプを選択します。

input

手順4で選択した入力を選択します。

ルール文により、入力がそれ自体と比較されます。このため、このルール文では、条件からすべての入力データ値がアクションに渡されます。

廃止された支店コードを入力データで検索するように、アクションを設定します。

［アクションの定義］

ダイアログボックスを開きます。

［標準化］

を選択し、

［ディクショナリの一致をカスタム文字列で置換］

を選択します。

条件で指定した入力を選択します。

古い値が含まれるディクショナリを選択します。また、ディクショナリ内の有効な値カラムを選択または検証することも必要です。

入力データ値がディクショナリの値と一致するとき、アクションによって返されるデータ値を入力します。例えば、「OBSOLETE_CODE」と入力します。

［OK］

をクリックします。

必要に応じて、アクションでディクショナリと値の一致を見つけられない場合は、入力データ値を返すようにデフォルトのルール文を更新します。アクションタイプとしてinputを選択し、手順4で選択した入力カラムを選択します。

この方法でデフォルトのルール文を更新すると、アクションで入力データの各行に出力を書き込むことができます。

ルール仕様を保存します。

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