目次

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  1. はじめに
  2. データトランスフォーメーションについて
  3. データプロセッサトランスフォーメーション
  4. ウィザードの入力形式および出力形式
  5. リレーショナル入力とリレーショナル出力
  6. IntelliScriptエディタの使用
  7. XMap
  8. ライブラリ
  9. スキーマオブジェクト
  10. コマンドラインインタフェース
  11. スクリプト
  12. パーサー
  13. スクリプトポート
  14. ドキュメントプロセッサ
  15. 形式
  16. データホルダ
  17. アンカー
  18. トランスフォーマ
  19. アクション
  20. シリアライザ
  21. マッパー
  22. ロケータ、キー、インデックス
  23. ストリーマ
  24. バリデータ、通知、およびエラーの取扱い
  25. 検証ルール
  26. カスタムスクリプトコンポーネント

ユーザーガイド

ユーザーガイド

カスタムコンポーネントの設定

カスタムコンポーネントの設定

カスタムコンポーネントの開発が終わったら、コンポーネントを定義するスクリプトファイルを準備する必要があります。TGPファイルは、IntelliScriptエディタでは準備できません。代わりに、テキストエディタで準備する必要があります。
コンポーネントとTGPファイルをインストールした後、IntelliScriptエディタでカスタムコンポーネントを構成できます。
  1. テキストファイルを作成し、そのファイルに
    *.tgp
    拡張子を付けて保存します。
    1つのTGPファイルに複数の外部コンポーネントを定義することができます。
  2. 外部コンポーネントがサポートするそれぞれのカスタムプロパティで、次のような行をTGPファイルに追加します。
    profile <CustomPropertyName1> ofPT <DataType> { paramName = "<CustomPropertyName1>" ; }
    <CustomPropertyName1>
    はプロパティの名前で、この名前がIntelliScriptエディタに表示されます。
    <DataType>
    は、プロパティのデータ型です。サポートされるデータ型は、整数プロパティを表す
    NamedParamIntT
    、ブール値プロパティを表す
    NamedParamBoolT
    、文字列プロパティを表す
    NamedParamStringT
    、文字列のリストであるプロパティを表す
    NamedParamListT
    です。
  3. 定義するそれぞれの外部コンポーネントについて、次のような行をTGPファイルに追加します。
    profile <ExternalComponentName> ofPT <ComponentType> { jclass = "<ClassName>" ; param1 = <CustomPropertyName1>() ; param2 = <CustomPropertyName2>() ; }
    <ExternalComponentName>
    は外部コンポーネントの名前で、この名前がIntelliScriptエディタに表示されます。
    <ComponentType>
    は次の値のいずれかになります。
    対象
    コンポーネント タイプ
    プロパティ数が0~4のJavaドキュメントプロセッサ。
    ExternalJavaProcessorNoParamsT ExternalJavaProcessor1ParamsT ExternalJavaProcessor2ParamsT ...
    プロパティ数が0~10のJavaトランスフォーマ。
    ExternalJavaTransformerNoParamsT ExternalJavaTransformer1ParamsT ExternalJavaTransformer2ParamsT ...
    <ClassName>
    は、Javaクラスの完全修飾名です。Windowsでは、
    <DllName>
    *.dll
    拡張子を含まないDLLの名前です。LinuxまたはUNIXでは、
    lib
    プレフィックスまたは
    *.so
    拡張子を含まない共有オブジェクトの名前です。
    <CustomPropertyName1>
    <CustomPropertyName2>
    は、手順2で構成したプロパティの名前です。
  4. *.tgp
    ファイルを保存します。
  5. コンポーネントを使用するすべてのコンピュータの、インストールディレクトリの
    DataTransformation\autoInclude\user
    サブディレクトリにファイルを格納します。
  6. Developerツールが開いている場合は、いったん閉じて再度開きます。
  7. autoInclude
    エラーが表示されたら、TGPファイルに構文エラーまたは名前の不一致がないかを確認後、Developerツールを再度開いてみてください。
  8. プロジェクトを開き、スクリプトにカスタムコンポーネントを挿入します。上記の手順3で割り当てたカスタムコンポーネント名がIntelliScriptドロップダウンリストに表示されます。IntelliScriptエディタにプロパティが表示されます。