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  1. はじめに
  2. ビジネスエンティティサービスについて
  3. EJBビジネスエンティティサービス呼び出し
  4. REST ビジネスエンティティサービス呼び出し
  5. Data DirectorのREST API
  6. SOAPビジネスエンティティサービス呼び出し
  7. 相互参照レコードとBVT計算サービス
  8. 企業リンケージサービスのサポート
  9. データをクレンジング、分析、変換するための外部呼び出し
  10. 付録 A: REST APIを使用したレコードの追加
  11. 付録 B: REST APIを使用したファイルのアップロード
  12. 付録 C: REST APIを使用したレポートの管理

ビジネスエンティティサービスガイド

ビジネスエンティティサービスガイド

プロセスメソッドパラメータ

プロセスメソッドパラメータ

外部呼び出しのビジネスロジックを実装する場合、プロセスメソッドパラメータを使用できます。
カスタムロジックJavaインタフェースで次のパラメータを使用します。
helperContext
Service Data Objects(SDO)操作に必要なヘルパー実行コンテキストを定義します。
inputSdo
親レコードと子レコードを含む、ビジネスエンティティを表すService Data Objectを指定します。
inParams
前の要求からの入力プロパティを指定し、外部呼び出し内で定義されたサービスフェーズに直接依存します。inParamsパラメータには、前の呼び出しからのoutParamsパラメータを含めることもできます。
例えば、validateOnlyは入力プロパティであり、親レコード、子レコード、またはビジネスエンティティレベルで検証を実行することを示します。
validateOnlyプロパティには次の値を設定することができます。
  • true。親または子レコードの検証を実行します。例えば、このプロパティを指定して、10個の電話番号を個別に検証できます。
  • nullまたはfalse。ビジネスエンティティレベルで検証を実行します。例えば、このプロパティを指定して、ユーザーがレコードを保存するときにビジネスエンティティの検証を実行できます。
もう1つの例は、外部呼び出しの名前を指定するservicePhaseプロパティです。
outParams
サポートされているinputSdoおよびinParamsパラメータを追加または上書きします。例えば、Merge_CO_Before_Everythingイベントを含む外部呼び出しは、keysAndOverridesパラメータを更新して、ビジネスエンティティキーを追加したり、マージのキーを削除したりする場合があります。
戻り値では、inputSdoにデータ変更があると、外部呼び出しは次のいずれかの値を返します。
  • null。inputSdoパラメータにデータ変更がない場合。
  • 変更されたinputSdoパラメータ。inputSdoパラメータにデータ変更があり、ビジネスエンティティの変更を反映する場合。
次のサンプルコードは、プロセスメソッドパラメータを含むカスタムロジックJavaインタフェースを示しています。
public class ValidateOrgWriteBeforeEverything implements CustomLogic { @Override public DataObject process(HelperContext helperContext, DataObject inputSdo, Map<String, Object> inParams, Map<String, Object> outParams) throws StepException { // your implementation return null; //or return inputSdo; } }