目次

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  1. はじめに
  2. ビジネスエンティティサービスについて
  3. EJBビジネスエンティティサービス呼び出し
  4. REST ビジネスエンティティサービス呼び出し
  5. Data DirectorのREST API
  6. SOAPビジネスエンティティサービス呼び出し
  7. 相互参照レコードとBVT計算サービス
  8. 企業リンケージサービスのサポート
  9. データをクレンジング、分析、変換するための外部呼び出し
  10. 付録 A: REST APIを使用したレコードの追加
  11. 付録 B: REST APIを使用したファイルのアップロード
  12. 付録 C: REST APIを使用したレポートの管理

ビジネスエンティティサービスガイド

ビジネスエンティティサービスガイド

クエリパラメータ

クエリパラメータ

レコードの詳細をフィルタリングする場合、要求URLにクエリパラメータを付け加えることができます。
次の表にクエリパラメータを示します。
パラメータ
説明
depth
返す子レベルの数。ルートノードとその直接の子を返すには2を指定し、ルートノード、直接の子、および孫を返すには3を指定します。デフォルトは1です。
effectiveDate
データの取得対象となる日付。
readSystemFields
結果でシステムフィールドを返すかどうかを示します。デフォルトはfalseです。
recordStates
レコードの状態。カンマ区切りの状態リストを指定します。サポートされるレコードの状態は、ACTIVE、PENDING、およびDELETEDです。デフォルトはACTIVEです。
contentMetadata
レコードのメタデータ。カンマ区切りのリストを指定します。例えば、「XREF, PENDING_XREF, DELETED_XREF, HISTORY, XREF_HISTORY, and MATCH」のように指定します。
MATCHを選択すると、応答には_MTCHテーブルから取得した一致するレコードが含まれます。
historyDate
履歴データの取得対象となる日付。応答には、_HISTテーブルから取得した、指定した日付のレコードデータが含まれます。
historyDateをcontentMetadataパラメータとともに使用して、履歴メタデータを取得できます。contentMetadataはXREF、BVT、またはTRUSTに設定します。
  • XREF。応答には、_HXRFテーブルからの履歴相互参照データが含まれます。
  • BVT。応答には、_HCTLテーブルからの履歴ベストバージョンオブトゥルースが含まれます。
  • TRUST。応答には、_HCTLおよび_HVXRテーブルからの履歴信頼設定が含まれます。
children
子ノードの名前またはパスのカンマ区切りリスト。
suppressLinks
API応答に親と子のリンクを含めるかどうかを示します。応答に親と子のリンクをいっさい含めない場合は、このパラメータをtrueに設定します。デフォルトはfalseです。
例えば、
Person/1242?depth=10&suppressLinks=true
クエリでは、レコードの詳細が最大10の子レベルまで表示され、応答に親と子のリンクは含まれません。
order
フィールド名のカンマ区切りリスト。オプションでプレフィックス
+
または
-
を指定できます。プレフィックス
+
は結果を昇順でソートし、プレフィックス
-
は結果を降順でソートすることを指定します。デフォルトは
+
です。複数のパラメータを指定した場合、結果セットは、指定した最初のパラメータでまずソートされてから、次のパラメータでソートされます。
例えば、
Person/1242/Names?order=-name
クエリでは、結果は名前の降順で表示されます。
Person/1242/BillAddresses?order=rowidObject,-effStartDate
クエリでは、請求先住所が行IDで昇順にソートされ、次に有効開始日で降順にソートされて表示されます。
resolveLookup
指定されたビジネスエンティティのルックアップフィールド全体を取得します。パラメータをtrueに設定して、ルックアップフィールドをロードし、応答に含めます。デフォルトはfalseです。
例えば、addressTypeフィールドは、Personビジネスエンティティの子レベルのルックアップフィールドです。
resolveLookupパラメータがfalseに設定されている場合、次のREST API応答を受信する可能性があります。
{ "label": "LU Address Type", "addressType": "BILL" }
resolveLookupsパラメータがtrueに設定されている場合、REST API応答には追加の詳細が含まれ、次のREST API応答を受信する可能性があります。
{ "label": "LU Address Type", "addressType": "BILL", "addressTypeDisp": "BILLING" }
次のサンプルは、レコードの詳細をフィルタリングする方法を示しています。
GET http://localhost:8080/cmx/cs/localhost-orcl-DS_UI1/Person/123/Phone/SFA:456/PhoneUse?recordsToReturn=100&recordStates=ACTIVE,PENDING&contentMetadata=XREF