目次

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  1. はじめに
  2. リポジトリについて
  3. Repository Managerの使用方法
  4. フォルダ
  5. オブジェクト権限の管理
  6. ローカルショートカットおよびグローバルショートカット
  7. バージョン管理されたオブジェクトを使用したチームベース開発
  8. ラベル
  9. オブジェクトクエリー
  10. デプロイメントグループを使用したチームベース開発
  11. フォルダおよびデプロイメントグループのコピー
  12. オブジェクトのエクスポートおよびインポート
  13. メタデータの交換
  14. オブジェクトのコピー
  15. メタデータエクステンション
  16. 付録 A: MX Viewの参照
  17. 付録 B: PowerCenterのレポートリファレンス

リポジトリガイド

リポジトリガイド

メタデータの再利用

メタデータの再利用

リポジトリドメイン内のリポジトリ間でメタデータを共有することはよくあります。PowerCenterには、リポジトリ間でメタデータを共有する方法が用意されています。
メタデータを共有して再利用することで作業時間の節約になります。また、トランスフォーメーションの設計標準を企業レベルで統一するのにも役立ちます。たとえば、販売部門において各製品の収益性の標準計算を作成した場合を考えます。この計算は複雑です。この計算は、製品コストやマーケティング費用などの変数に基づいています。製品開発への投資および販売戦略の策定を行う場合、収益性は非常に重要な情報です。したがって、組織の人員すべてが同じ計算を使用する必要があります。収益性の計算を共有すると、各製品の価値を社員全員が同じ方法で表示できるようになります。
この計算を実行するマッピングのコンポーネントを開発した場合は、それをほかのマッピングやリポジトリで再利用することも考えられます。販売部門のリポジトリでは、収益性の計算が複数のマッピングで使用されている可能性があります。また、製造、マーケティング、および経理部門においても、各リポジトリ内のマッピングで同じ計算を使用する必要性がある可能性はあります。