目次

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  1. はじめに
  2. SAPテーブルコネクタの概要
  3. SAPテーブルコネクタの接続
  4. SAPテーブルを使用したマッピングとマッピングタスク
  5. SAPテーブルを使用した同期タスク
  6. データ型リファレンス
  7. SAPテーブルコネクタに関するFAQ

SAPテーブルコネクタ

SAPテーブルコネクタ

デルタ抽出のルールおよびガイドライン

デルタ抽出のルールおよびガイドライン

SAPテーブルリーダーマッピングでのデルタ抽出を設定する際は、次のルールおよびガイドラインを考慮します。
  • デルタ抽出は単一のSAPテーブルでのみ実行できます。2つ以上のSAPテーブルのデータを結合する場合にネイティブ結合を使用することはできません。
  • SAPテーブルからデータを参照する差分抽出を設定することはできません。
  • パーティション化を伴う差分抽出を設定することはできません。
  • 同じマッピング内の複数のパイプラインに差分抽出を設定することはできません。
  • Secure Agentでデルタ抽出を実行する際、SAPテーブルで挿入されたか更新されたレコードを同じ順序では取得しません。例えば、レコード10がSAPテーブルで1番目に、レコード20より前に更新されています。しかし、データを抽出する際、Secure Agentでは、まずレコード20、それからレコード10をフェッチする可能性があります。
  • Secure Agentでは、デルタ抽出経由で抽出されたレコードがSAPでの挿入または更新操作の一部であるかどうかを示す情報をセッションログに出力しません。
  • デルタ抽出中、現在の日時と最終更新日時の間に複数のエントリがある場合、Secure Agentはキーの最新のエントリのみを取得します。
    例えば、SAPのテーブルCustomerにレコードが挿入されたとします。その顧客名は「
    John
    」に設定しています。その後でレコードが更新され、名前が「
    Bill
    」に変更されました。Secure Agentでは名前の値を「
    Bill
    」のみフェッチします。
  • 差分抽出マッピングでQUANおよびCURRデータ型を使用することはできません。
  • データ転送
    タスクで差分抽出を設定することはできません。
  • 挿入または更新された差分レコードをターゲットテーブルに取得するには、ターゲットトランスフォーメーションで操作として
    [更新/挿入]
    を選択し、更新モードとして
    [更新しない場合は挿入]
    を選択します。このように設定しない場合、ターゲットでデータ破損が発生します。