目次

Search

  1. はじめに
  2. SAPテーブルコネクタの概要
  3. SAPテーブルコネクタの接続
  4. SAPテーブルを使用したマッピングとマッピングタスク
  5. SAPテーブルを使用した同期タスク
  6. データ型リファレンス
  7. SAPテーブルコネクタに関するFAQ

SAPテーブルコネクタ

SAPテーブルコネクタ

接続の詳細

接続の詳細

次の表に、基本接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続名
接続の名前。
各接続名は組織内で一意である必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ -,
最大長は255文字です。
説明
接続の説明。最大長は4000文字です。
タイプ
SAPテーブルコネクタ
ランタイム環境
タスクを実行するランタイム環境の名前。
Secure Agentまたはサーバーレスランタイム環境を選択します。
ユーザー名
SAPアカウントに接続するための適切なユーザー権限を持つユーザー名。
パスワード
SAPアカウントに接続するためのパスワード。
クライアント
SAPアプリケーションサーバーのクライアント番号。
接続先のSAPシステムから必要なクライアント番号を取得します。
アプリケーションサーバー
SAPアプリケーションサーバーのホスト名またはIPアドレス。
このフィールドにSAPアプリケーションサーバーのホスト名またはIPアドレスを入力した場合は、
[Saprfc.iniパス]
フィールドへのsapnwrfc.iniファイルのディレクトリの入力、および
[宛先]
フィールドへのDESTエントリの入力を行わないでください。
このプロパティは、SAPテーブルに書き込みを行う接続を作成する場合には適用されません。
システム番号
SAPアプリケーションサーバーのシステム番号。
このフィールドにSAPアプリケーションサーバーのシステム番号を入力した場合は、
[Saprfc.iniパス]
フィールドへのsapnwrfc.iniファイルのディレクトリの入力、および
[宛先]
フィールドへのDESTエントリの入力を行わないでください。
このプロパティは、SAPテーブルに書き込みを行う接続を作成する場合には適用されません。
言語
SAP言語に対応する言語コード。
接続先のSAPシステムから必要な言語コードを取得します。

詳細設定

次の表に、詳細接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
Saprfc.iniパス
パスとファイル名、または
sapnwrfc.ini
ファイルへのパス。
sapnwrfc.ini
ファイルが使用可能な次のディレクトリを入力します:
<Informatica Secure Agent installation directory>/apps/Data_Integration_Server/ext/deploy_to_main/bin/rdtm
サーバーレスランタイム環境の場合、sapnwrfc.iniファイルはAWSの場所から次のサーバーレスエージェントディレクトリにコピーされます。
/data2/home/cldagnt/SystemAgent/apps/Data_Integration_Server/ext/deploy_to_main/bin/rdtm
このプロパティは、SAPテーブルに書き込みを行う接続を使用する場合に必要です。
sapnwrfc.ini
ファイルの作成方法の詳細については、sapnwrfc.iniファイルの設定を参照してください。
このフィールドにsapnwrfc.iniファイルのディレクトリを入力した場合は、
[アプリケーションサーバー]
フィールドと
[システム番号]
フィールドへのSAPアプリケーションサーバーのホスト名またはIPアドレスとシステム番号の入力を行わないでください。
宛先
SAPアプリケーションサーバー用に
sapnwrfc.ini
ファイルで指定したDESTエントリ。
宛先にはすべて大文字を使用してください。
このプロパティは、SAPテーブルに書き込みを行う接続を作成する場合に必要です。
このフィールドにDESTエントリを入力した場合は、
[アプリケーションサーバー]
フィールドと
[システム番号]
フィールドへのSAPアプリケーションサーバーのホスト名またはIPアドレスとシステム番号の入力を行わないでください。
ポート範囲
HTTPポート範囲。SAPテーブル接続では、指定されたポート番号とHTTPプロトコルを使用して、SAPテーブルに接続します。デフォルトの範囲は10000-65535です。
デフォルトの範囲内の範囲、例えば、「10000-20000」のように入力します。範囲がデフォルトの範囲外の場合、接続はデフォルトの範囲を使用します。
ストリーミングのテスト
接続をテストします。選択すると、RFCとHTTPプロトコルの両方を使用して、接続をテストします。選択しない場合は、RFCプロトコルを使用して接続をテストします。
HTTPS接続
選択すると、HTTPSプロトコル経由でSAPに接続します。HTTPS経由で正常にSAPに接続するため、管理者がSecure AgentとSAPシステムをホストするマシンを設定したことを確認します。
キーストアの場所
SAPに接続するキーストアファイルの絶対パスとファイル名。
パスとファイル名を次の形式で指定します。
<ディレクトリ>/<キーストアファイル名>.jks
キーストアのパスワード
キーストアファイルにアクセスするための宛先パスワード。
プライベートキーのパスワード
.P12ファイルにアクセスするためのエクスポートパスワード。
SAPの追加パラメータ
Secure AgentがRFCクライアントとしてSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPプロパティ。
Secure AgentがSAPに接続できるようにするために必要なRFC固有のパラメータと接続情報を指定します。
例えば、次のサンプルに示すように、ロードバランシングパラメータを指定できます:
MSHOST=<Host name of the message server> R3NAME=<Name of the SAP system> group=<Group name of the application server>
他の接続プロパティフィールドでパラメータを設定した場合は、
[SAP追加プロパティ]
フィールドに同じパラメータ値を入力しないでください。
RFC固有のパラメータの詳細については、SAPのマニュアルを参照してください。