目次

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  1. はじめに
  2. SAPテーブルコネクタの概要
  3. SAPテーブルコネクタの接続
  4. SAPテーブルを使用したマッピングとマッピングタスク
  5. SAPテーブルを使用した同期タスク
  6. データ型リファレンス
  7. SAPテーブルコネクタに関するFAQ

SAPテーブルコネクタ

SAPテーブルコネクタ

OpenSSL証明書の作成

OpenSSL証明書の作成

OpenSSL証明書を作成する前に、前提条件のタスクを実行する必要があります。
  • Secure AgentマシンにOpenSSLをダウンロードしてインストールします。
  • Secure AgentとSAPシステムをホストするマシンのオペレーティングシステムに基づき、SAPGENPSE暗号化ツールの最新パッチをSAP Service Marketplaceからダウンロードします。
    通常、SAPGENPSEファイルは
    nt-x86_64
    ディレクトリに抽出されます。
  • SAPパラメータ
    icm/server_port、ssl/ssl_lib、sec/libsapsecu、ssf/ssfapi_lib、ssf/name、icm/HTTPS/verify_client、ssl/client_pse
    wdisp/ssl_encrypt
    を設定します。詳細については、SAPのマニュアルを参照してください。
OpenSSLを使用して自己署名証明書を作成するには、次のタスクを実行します。
  1. コマンドラインから、
    OPENSSL_CONF
    変数に
    openssl.cfg
    ファイルへの絶対パスを設定します。
    例えば、コマンド
    set OPENSSL_CONF= C:\OpenSSL-Win64\bin\openssl.cfg
    を実行します。
  2. <openSSL installation directory>\bin
    ディレクトリに移動します。
  3. 2048ビットのRSAプライベートキーを生成するには、次のコマンドを実行します:
    openssl.exe req -new -newkey rsa:2048 -sha1 -keyout <RSAkey File_Name>.key -out <RSAkey File_Name>.csr
  4. プロンプトが表示されたら、次の値を入力します。
    • プライベートキーのパスワード(PEMパスフレーズ)。秘密鍵の暗号化に使用するフレーズを入力します。確認のためにパスワードを再入力します。
      このPEMパスワードを書き留めます。自己署名キーとPKCS#12証明書の作成時に、このパスワードを指定する必要があります。
    • 国名の2文字のコード。
    • 都道府県または州の名前。
    • 市区町村名。
    • 組織名。
    • 組織単位名。
    • 共通名(CN)。必須。
      Secure Agentをホストするマシンの完全修飾ホスト名を入力します。
    • 電子メールアドレス。
  5. 必要に応じて、証明書要求とともに渡す次の属性を入力します。
    • チャレンジパスワード。
    • 会社名(省略可能)。
    2048ビットのRSAプライベートキーが作成されます。現在の場所に
    <RSAkey File_Name>.keyと<RSAkey File_Name>.csr
    ファイルが生成されます。
  6. RSAプライベートキーを使用して自己署名キーを生成するには、次のコマンドを実行します:
    openssl x509 -req -days 11499 -in <RSAkey File_Name>.csr -signkey <RSAkey File_Name>.key –out <Certificate File_Name>.crt
  7. プロンプトが表示されたら、RSAプライベートキーのPEMパスフレーズを入力します。
    現在の場所に
    <Certificate File_Name>.crt
    ファイルが生成されます。
  8. <Certificate File_Name>.crt
    ファイルと
    <RSAkey File_Name>.key
    ファイルの内容を
    .pem
    ファイルに連結するには、次のタスクを実行します。
    1. テキストエディタで
      <Certificate File_Name>.crt
      ファイルと
      <RSAkey File_Name>.key
      ファイルを開きます。
    2. ファイルを作成して
      <PEM File_Name>.pem
      という名前で保存します。
    3. <Certificate File_Name>.crt
      ファイルのコンテンツをコピーし、
      .pem
      ファイルに貼り付けます。
    4. <RSAKey_Name>.key
      ファイルのコンテンツをコピーし、
      .pem
      ファイルの既存のコンテンツに追加します。
    5. <PEM file name>.pem
      ファイルを保存します。
  9. PKCS#12証明書を作成するには、コマンドラインから次のコマンドを実行します:
    openssl pkcs12 -export -in <PEM File_Name>.pem -out <P12 File_Name>.p12 –name “domain name”
  10. プロンプトが表示されたら、次の詳細を入力します。
    • .pem
      ファイルのPEMパスフレーズ。
    • P12ファイルのエクスポートパスワード。確認のためにパスワードを再入力します。
      P12ファイルのこのエクスポートパスワードを書き留めます。HTTPS経由でSAPに接続するためのJavaキーストアファイルの作成時に、このパスワードを指定する必要があります。
    指定した場所に
    <P12 File_Name>.p12
    ファイルが生成されます。
  11. Javaキーストアファイルを作成するには、次のコマンドを入力します。
    keytool -v -importkeystore -srckeystore <P12 File_Name>.p12 -srcstoretype PKCS12 -destkeystore <JKS File_Name>.jks -deststoretype JKS -srcalias "source alias" –destalias "destination alias"
  12. プロンプトが表示されたら、次の詳細を入力します。
    • ターゲットキーストアであるJKSファイルのパスワード。
      このパスワードを書き留めます。SAPテーブル接続の作成時に、このパスワードを指定する必要があります。
    • ソースキーストアであるP12ファイルのパスワード。P12ファイルのエクスポートパスワードを入力します。
    指定したディレクトリに
    <JKS File_Name>.jks
    ファイルが生成されます。
    SAPテーブル接続でHTTPSを有効にするときに、このキーストアファイルの名前と場所を指定します。また、[キーストアのパスワード]としてターゲットキーストアパスワード、[プライベートキーのパスワード]としてソースキーストアパスワードを指定する必要があります。