目次

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  1. はじめに
  2. SAPテーブルコネクタの概要
  3. SAPテーブルコネクタの接続
  4. SAPテーブルを使用したマッピングとマッピングタスク
  5. SAPテーブルを使用した同期タスク
  6. データ型リファレンス
  7. SAPテーブルコネクタに関するFAQ

SAPテーブルコネクタ

SAPテーブルコネクタ

SAPテーブルリーダーマッピングでのデルタ抽出のトラブルシューティング

SAPテーブルリーダーマッピングでのデルタ抽出のトラブルシューティング

「テーブル{table_name}はSAPの変更ドキュメントオブジェクトの一部はないため、フル更新モードのみをサポートします」というエラーが表示されるのはなぜですか。
このエラーは、デルタ抽出を実行しようとしているSAPテーブルがSAPの変更ドキュメントオブジェクトの一部でないために発生します。
デルタ抽出を実行するSAPテーブルとSAPカラムがSAPの変更ドキュメントオブジェクトの一部でない場合、デルタ抽出は実行できません。実行できるのはフル抽出のみです。
「/INFADI/TBLCHNGNテーブルにエントリが存在しないため、SAPから現在の日付と時刻を取得するときにエラーが発生しました。先にデルタ初期化セッションを実行してください」というエラーが表示されるのはなぜですか。
デルタ初期化を実行せずにデルタ更新またはデルタ反復セッションを実行した場合にこのエラーが発生します。
デルタ初期化を実行すると、Secure Agentがデルタ更新またはデルタ反復セッションを実行するために使用するLAST_UPDATED_DATおよびLAST_UPDATED_TIMが記録されます。デルタ初期化を実行しない場合、Secure Agentはデルタ更新またはデルタ反復セッションを実行するにLAST_UPDATED_DATおよびLAST_UPDATED_TIMにアクセスできません。
INFADI/TBLCHNGNテーブルで、マッピング実行に対応するエントリをどのように確認できますか。
セッションログからマッピングのセッションIDを確認することができます。INFADI/TBLCHNGNテーブルで、同じセッションIDを探して、マッピング実行についての詳細を表示します。Secure Agentでは、特定のSAPテーブルについて実行されるマッピングごとに一意のセッションIDを生成します。INFADI/TBLCHNGNテーブルのエントリは、セッションIDに基づいてソートすることも可能です。
[フル]または[転送ありのデルタ初期化]オプションを通して抽出されたレコードの件数が、データ反復オプションを通して抽出されたレコードの件数と一致しないのはなぜですか。
[フル]
または
[転送ありのデルタ初期化]
オプションを使用すると、Secure Agentでは、変更ドキュメントでキャプチャされるレコードだけではなく、すべてのレコードをSAPテーブルから直接抽出します。しかし、
[デルタ反復]
オプションを使用すると、Secure Agentでは、変更ドキュメントでキャプチャされるレコードだけを抽出します。
よって、フル抽出または転送ありのデルタ初期化を実行した後に、デルタ反復セッションを実行した場合、抽出されたレコードのカウントが
[フル]
または
[転送ありのデルタ初期化]
オプションによって抽出されたレコードの数と一致しなくなる可能性があります。