目次

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  1. はじめに
  2. SAPテーブルコネクタの概要
  3. SAPテーブルコネクタの接続
  4. SAPテーブルを使用したマッピングとマッピングタスク
  5. SAPテーブルを使用した同期タスク
  6. データ型リファレンス
  7. SAPテーブルコネクタに関するFAQ

SAPテーブルコネクタ

SAPテーブルコネクタ

サーバーレスランタイム環境の使用

サーバーレスランタイム環境の使用

LinuxでSAPテーブルコネクタ接続を設定するときに、サーバーレスランタイム環境を使用してSAPシステムに接続できます。
サーバーレスランタイム環境を使用する場合、SNC接続を作成することはできません。
SAPテーブルコネクタ接続にサーバーレスランタイム環境を使用する前に、前提条件のタスクを実行する必要があります。
  1. AWSのサーバーレスエージェント設定用に次の構造を作成します:
    <Supplementary file location>/serverless_agent_config
  2. AWSアカウントの次の場所にあるAmazon S3バケットにライブラリを追加します:
    <Supplementary file location>/serverless_agent_config/sap
  3. 次のコードスニペットをテキストエディタにコピーします。
    version: 1 agent: dataIntegrationServer: autoDeploy: sap: jcos: - fileCopy: sourcePath: sap/jco/<sapjco_libary_filename> - fileCopy: sourcePath: sap/jco/<sapjco_libary_filename> nwrfcs: - fileCopy: sourcePath: sap/nwrfc/<rfc_libary_filename> - fileCopy: sourcePath: sap/nwrfc/<sapnwrfc_filename>
    ここで、ソースパスはAWSのライブラリファイルのディレクトリパスです。
  4. 構文とインデントが有効であることを確認してから、ファイルを
    serverlessUserAgentConfig.yml
    として次のAWSの場所に保存します:
    <Supplementary file location>/serverless_agent_config
    .ymlファイルが実行されると、ライブラリはAWSの場所からサーバーレスエージェントディレクトリにコピーされます。
  5. Linuxのサーバーレスランタイム環境用にJAVA_LIBSまたはJVMClassPathプロパティを設定するには、Administratorで次のタスクを実行します。
    1. [Administrator]
      [サーバーレス環境]
      の順に選択します。
    2. [サーバーレス環境]
      タブで、必要なサーバーレスランタイム環境の[アクション]メニューを展開し、
      [編集]
      を選択します。
    3. [ランタイム設定のプロパティ]
      タブで、サービスに
      [データ統合サーバー]
      を選択し、タイプに
      [Tomcat_JRE]
      を選択します。
    4. [プロパティの追加]
      をクリックします。
    5. [名前]
      フィールドにJAVA_LIBSと入力し、次の値を設定します。
      ../bin/rdtm-extra/tpl/sap/sapjco3.jar:../bin/rdtm/javalib/sap/sap-adapter-common.jar
サーバーレス環境の設定および使用方法の詳細については、Administratorのドキュメントにある「
サーバーレスランタイム環境のセットアップ
」を参照してください。