オブジェクトまたはアセットにアクセスするには、次の権限が1つ以上必要です。

作成
読み取り
更新
削除
実行

権限に関する詳細については、

アセット管理

の説明を参照してください。

ロールとは、ユーザーおよびグループへの割り当ての可能な特権の集まりです。すべてのユーザーがアセットにアクセスして組織内のタスクを実行できるようにするには、各ユーザーまたはユーザーグループに1つ以上のロールを割り当てます。ロールは、さまざまなタイプのアセットとサービス機能に対する特権を定義します。例えば、デザイナロールを持つユーザーは、

データプロファイリング

アセットに対する権限を作成、読み取り、更新、削除、および設定できます。ただし、サブ組織や監査ログなど、特定のAdministratorサービス機能にはアクセスできません。

管理者は、組織のロールを構成および割り当てることができます。ユーザーがシステム定義のロールを持っている場合、システム定義のロールには必要な特権と権限が含まれているため、特権またはアセットの権限を設定する必要はありません。

データプロファイリング

ユーザーには、管理者、データ統合プレビューアデザイナ、モニタ、オペレータの各ロールを割り当てることができます。

ユーザーとユーザーグループの作成の詳細については、Administratorヘルプにある

Administrator

の説明を参照してください。

次の表に、システム定義のロールによってユーザーに付与される

データプロファイリング

機能とアセット権限を示します。

ロール	作成	読み取り	更新	削除	実行	権限の設定	機能
管理者	X	X	X	X	X	X	カラムの比較 データプロファイリング実行の比較 データプロファイリング結果 - 表示 ドリルダウン データプロファイリング結果のエクスポート ルールの管理 クエリ - 作成 クエリ - 送信 オペレーションインサイト - 表示 機密データ - 表示
データ統合プレビューア*		X					データ統合 - データプレビュー
デザイナ	X	X	X	X	X	X	カラムの比較 データプロファイリング実行の比較 データプロファイリング結果 - 表示 ドリルダウン データプロファイリング結果のエクスポート ルールの管理 クエリ - 作成 クエリ - 送信 機密データ - 表示
モニタ		X					カラムの比較 データプロファイリング実行の比較 データプロファイリング結果 - 表示
オペレータ		X					カラムの比較 データプロファイリング実行の比較 データプロファイリング結果 - 表示 オペレーションインサイト - 表示
*［データプレビュー］タブを表示するには、データ統合プレビューアロールに加えて、管理者またはデザイナのロールも必要です。

以下の表に、

データプロファイリング

に使用できる特権の一覧を示します。

特権	説明
データプロファイリング	データプロファイリング タスクに対する権限を作成、読み取り、更新、削除、実行、および設定します。
データプロファイリング - カラムの比較	プロファイル実行でカラムを比較します。
データプロファイリング - データプロファイリング実行の比較	複数のプロファイル実行を比較します。
データプロファイリング - データプロファイリング結果 - 表示*	データプロファイリング タスクを作成したユーザーを含むすべてのユーザーの データプロファイリング タスクのプロファイリング結果を表示します。 データガバナンスとカタログ のスコアカードにある有効な行と無効な行を、 成功した行のプレビュー と 失敗した行のプレビュー を使用して表示します。
データプロファイリング - ドリルダウン*	データプロファイリング タスクの作成時にドリルダウンオプションを表示して選択します。
データプロファイリング - データプロファイリング結果のエクスポート	プロファイリング結果をMicrosoft Excelファイルにエクスポートします。
データプロファイリング - ルールの管理	データプロファイリング タスクのルールを追加または削除します。
データプロファイリング - クエリ - 作成	クエリを作成します。
データプロファイリング - クエリ - 送信	クエリを実行してクエリ結果を表示します。
データ統合 - データプレビュー	［データプレビュー］ 領域にソースオブジェクトデータを表示します。
データプロファイリング 機密データ - 表示	特定のユーザーロールの機密情報を非表示にします。 ［機密データ - 表示］ 特権が設定されている場合、 ［カラムの比較］ タブの最小値、最大値、および最も頻度の高い値の情報を表示することはできません。
データプロファイリング データ値ストレージの無効化	プロファイリングウェアハウスに最小値、最大値、および最も頻度の高い値を格納しません。 ［データ値ストレージの無効化］ 機能を設定すると、機密情報はプロファイル結果およびソースシステムに保存されなくなります。機密データを表示する権限が割り当てられている場合や、 ［値の頻度ペアの最大数］ オプションでプロファイルタスクを設定した場合も、値は保存されません。デフォルトでは、この機能は無効になっています。この機能を無効にすると、値は適切に格納されます。
* ドリルダウンを実行し、 データガバナンスとカタログ のスコアカードで ［成功した行のプレビュー］ と ［失敗した行のプレビュー］ を表示するには、次の特権が必要です。 データプロファイリング - クエリ - 作成 データプロファイリング - クエリ - 送信 データプロファイリング - データプロファイリング結果 - 表示 データプロファイリング 機密データ - 表示

次の表に、

［データ値ストレージの無効化］

機能と

［機密データ - 表示］

機能が、異なるユーザーロールに対して設定されている場合にどのように機能するかを示します。

機能	カスタムロール	管理者またはデザイナ	結果
データ値ストレージの無効化	非アクティブ	アクティブ	機密情報は保存されません。
	アクティブ	非アクティブ	機密情報は保存されません。
機密データ - 表示	非アクティブ	アクティブ	機密情報が表示されます。
	アクティブ	非アクティブ	機密情報が表示されます。