目次

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  1. はじめに
  2. XMLの概念
  3. PowerCenterでのXMLの使用
  4. XMLソースに関する作業
  5. XMLエディタの使用
  6. XMLターゲットに関する作業
  7. XML Source Qualifierトランスフォーメーション
  8. Midstream XMLトランスフォーメーション
  9. XMLデータ型リファレンス
  10. XPathクエリ関数の参照

XMLガイド

XMLガイド

[プロパティ]タブ

[プロパティ]タブ

[プロパティ]タブでは、Midstream XMLトランスフォーメーションのプロパティを設定します。
以下の表に、[プロパティ]タブで変更できるオプションを示します。
トランスフォーメーション
説明
実行時位置
DLLまたは共有ライブラリの格納場所。デフォルトは$PMExtProcDirです。XMLセッションを実行するIntegration Serviceノードへの相対パスを入力します。
このプロパティが空白の場合、Integration Serviceは、Integration Serviceノードで定義されている環境変数を使用してDLLまたは共有ライブラリの位置を探します。
Integration Serviceノードで定義されている実行時位置または環境変数に、すべてのDLLまたは共有ライブラリをコピーする必要があります。 DLL、共有ライブラリ、または参照されるファイルが見つからない場合、Integration Serviceは手続きのロードに失敗します。
トレースレベル
トランスフォーメーションのセッションログに表示される情報の詳細度。デフォルトは[Normal]です。
トランスフォーメーション範囲
Integration Serviceが入力データにトランスフォーメーションロジックを適用する方法を示します。XML Parserトランスフォーメーションに対して、以下のトランスフォーメーション範囲の値のいずれかを選択できます。
  • 行。トランスフォーメーションロジックを、データの1つの行ごとに適用します。次の行を処理する前に、すべての出力グループで生成された行をフラッシュします。
  • Transaction。トランスフォーメーションロジックをトランザクションのすべての行に適用します。トランザクション境界で生成された行をフラッシュします。出力ブロックが満たされると、ファイルの最後でフラッシュします。
  • All Input。トランスフォーメーションロジックをすべての入力データに適用します。出力ブロックが満たされるときのみ、ファイルの最後で生成された行をフラッシュします。
XML Generatorトランスフォーメーションに対して、[コミット時]設定を[コミットを無視する]に設定した場合、Designerはトランスフォーメーション範囲をすべての入力に設定します。 [コミット時]を[新規ドキュメントを作成する]に設定した場合、Designerはトランスフォーメーション範囲をトランザクションレベルに設定します。
Output is Repeatable
出力データの順序をセッションの実行ごとに一致させるかどうかを指定します。
  • Never。出力データの順序はセッションの実行ごとに異なります。
  • Based On Input Order。入力データの順序がセッションの実行ごとに一致している場合、出力順序をセッションの実行ごとに一致させます。
  • Always。入力データの順序がセッションの実行ごとに異なる場合でも、出力データの順序は常に同じです。
XML Parserトランスフォーメーションの場合、デフォルトは[Based On Input Order(入力順による)]です。XML Generatorトランスフォーメーションの場合、デフォルトは[Always(常に)]です。
Requires Single Thread per Partition
Integration Serviceが各パーティションを1つのスレッドで処理するかどうかを示します。
Output is Deterministic
トランスフォーメーションはセッション実行ごとに同じ出力データを生成するかどうかを示します。このトランスフォーメーションを使用するセッションでリカバリを実行するには、このプロパティを有効にする必要があります。デフォルトでは有効になっています。
トランスフォーメーションを繰り返し可能で一意に定まるものとして設定する場合は、データが繰り返し可能で一意に定まることを保証する必要があります。セッションとリカバリで同じデータが生成されないトランスフォーメーションを使用してセッションをリカバリしようとすると、リカバリプロセスを実行した結果、データが破損する可能性があります。