目次

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  1. PowerExchange for SAP NetWeaverの作業の開始
  2. PowerExchange for SAP Dynamic ABAP Table Extractorを使用したデータ統合
  3. ABAPを使用したデータ統合
  4. ALEを使用したIDoc統合
  5. BAPI/RFC関数を使用したデータ統合
  6. データ移行
  7. ビジネスコンテンツの統合
  8. SAP BWデータ抽出
  9. SAP BIへのデータのロード
  10. データタイプリファレンス
  11. コードページおよびUnicodeのサポート
  12. 用語解説

PowerExchange for SAP NetWeaver PowerCenterユーザーガイド

PowerExchange for SAP NetWeaver PowerCenterユーザーガイド

SAPデータ型

SAPデータ型

以下の表に、SAP NetWeaverシステムおよびSAP BWシステムで利用可能なデータ型を示します。
SAPデータ型
タイプ
範囲と内容
ACCP
日付
6桁のポスティング期間。フォーマットはYYYYMM。入出力時に、年と月の間に点が挿入されるため、このデータ型のテンプレートの形式は「‘____」となります。__’.
CHAR
Text
最大長255の文字列。より長いフィールドが必要な場合は、LCHRを使用してください。
CLNT
Text
クライアントフィールド。
常に、3桁です。
CUKY
Text
使用可能な通貨からなる5桁の通貨キー。CURRフィールドにより参照されます。
CURR
Numeric
最大31桁の通貨フィールド。DEC金額フィールドと同等です。CURRフィールドはCUKYフィールドを参照しなければなりません。
Pタイプでは、小数点の後は14桁だけが可能です。
DATS
日付
8桁の日付フィールド。フォーマットは、YYYYMMDD。
DEC
Numeric
最大桁数は31桁です。カウンタ、あるいは小数点、符号、千単位の桁区切りを示すコンマ付き金額フィールド。
Pタイプでは、小数点の後は14桁だけが可能です。
DF16_DEC
Decfloat16
1~15桁で、最大スケールは14です。BCD形式で格納される10進浮動小数点数。
SAPテーブルからデータを読み取る際は、DF16_DECデータ型を使用できます。
DF34_DEC
Decfloat34
1~31桁で、最大スケールは30です。BCD形式で格納される10進浮動小数点数。
SAPテーブルからデータを読み取る際は、DF34_DECデータ型を使用できます。
DF16_RAW
Double
最大16桁、浮動小数点付き。バイナリ形式で格納される10進浮動小数点数。
SAPテーブルからデータを読み取る際は、DF16_RAWデータ型を使用できます。
DF34_RAW
Double
最大34桁、浮動小数点付き。バイナリ形式で格納される10進浮動小数点数。
SAPテーブルからデータを読み取る際は、DF34_RAWデータ型を使用できます。
DF16_DEC
Decfloat16
1~15桁で、最大スケールは14です。BCD形式で格納される浮動小数点数。
次のシナリオで、DF16_DECデータ型を使用できます。
  • SAPテーブルに対してデータの読み取り、書き込みを行う
  • BAPIを使用して、SAPと統合する
DF34_DEC
Decfloat34
1~31桁で、最大スケールは30です。BCD形式で格納される浮動小数点数。
次のシナリオで、DF34_DECデータ型を使用できます。
  • SAPテーブルに対してデータの読み取り、書き込みを行う
  • BAPIを使用して、SAPと統合する
DF16_RAW
Double
最大16桁、浮動小数点付き。バイナリ形式で格納される10進浮動小数点数。
次のシナリオで、DF16_RAWデータ型を使用できます。
  • SAPテーブルに対してデータの読み取り、書き込みを行う
  • BAPIを使用して、SAPと統合する
DF34_RAW
Double
最大34桁、浮動小数点付き。バイナリ形式で格納される10進浮動小数点数。
次のシナリオで、DF34_RAWデータ型を使用できます。
  • SAPテーブルに対してデータの読み取り、書き込みを行う
  • BAPIを使用して、SAPと統合する
INT4
Numeric
-2,147,483,647~2,147,483,647の4バイト整数。長さは10桁に設定されます。
INT8
Int8
-9,223,372,036,854,775,808~9,223,372,036,854,775,807の8バイト整数。長さは19桁に設定されます。
SAPテーブルからデータを読み取る際は、INT8データ型を使用します。
INT8
Int8
-9,223,372,036,854,775,808~9,223,372,036,854,775,807の8バイト整数。長さは19桁に設定されます。
SAPテーブルに対してデータの読み取り、書き込みを行うときに、INT8データ型を使用します。
LANG
Text
言語キー。1桁の特別関数に対するフィールドフォーマット
LCHR
Text
最小256文字の長い文字列。トランスペアレント型テーブルの最後でなければなりません。前にINT2の長さフィールドが存在しなければなりません。
LRAW
Binary
限定サポート。
最小256桁の長いバイト列。トランスペアレント型テーブルの最後でなければなりません。前にINT2の長さフィールドが存在しなければなりません。
NUMC
Text
最大255桁の、任意の長さの長い文字フィールド。入力できるのは数値のみです。
PREC
Binary
2桁のQUANフィールドの精度
PowerExchange for SAP NetWeaverではサポートされていません。
QUAN
Text
最大31桁の数量フィールド。UNIT形式の単位フィールドを指します。
Pタイプでは、小数点の後は14桁だけが可能です。
RAW
Binary
最大255桁のバイトの連続シーケンス。より長いフィールドが必要な場合は、LRAWを使用してください。
RAWSTRING
Binary
可変長の連続するバイト文字列。
RAWSTRING値がSAPシステムで定義されていないか、値が最大許容値を超えている場合は、マッピングで32767文字以下の値を定義する必要があります。
RAWSTRINGフィールドの長さが32767文字を超える場合、ABAPプログラムのインストールは失敗します。
SAPテーブルからデータを読み取る際は、RAWSTRINGデータ型を使用できます。
SSTRING
文字列
短い文字列。
SAPテーブルからデータを読み取る際は、SSTRINGデータ型を使用できます。
STRING
String
最大32767文字をサポートする可変長の文字列。
SAPテーブルからデータを読み取る際は、STRINGデータ型を使用できます。
STRING値がSAPシステムで定義されていないか、値が最大許容値を超えている場合は、マッピング内で32767文字以下の値を定義する必要があります。
STRINGフィールドの長さが32767文字を超える場合、ABAPプログラムのインストールは失敗します。
RAWSTRING
Binary
可変長の連続するバイト文字列。
RAWSTRING値がSAPシステムで定義されていないか、値が最大許容値を超えている場合は、マッピングで32767文字以下の値を定義する必要があります。
RAWSTRINGフィールドの長さが32767文字を超える場合、ABAPプログラムのインストールは失敗します。
次のシナリオで、RAWSTRINGデータ型を使用できます。
  • SAPテーブルに対してデータの読み取り、書き込みを行う
  • IDocsを使用して、SAPと統合する
  • BAPIを使用して、SAPと統合する
SSTR
String
最大1333文字の可変長文字列。
ABAPを使用してSAPテーブルからデータを読み取ったり、IDocを使用してデータを読み書きしたりする場合にサポートされます。
SSTRING
文字列
短い文字列。
次のシナリオで、SSTRINGデータ型を使用できます。
  • SAPテーブルに対してデータの読み取り、書き込みを行う
  • BAPIを使用して、SAPと統合する
STRING
String
最大32767文字をサポートする可変長の文字列。
次のシナリオで、STRINGデータ型を使用できます。
  • SAPテーブルに対してデータの読み取り、書き込みを行う
  • BAPIを使用して、SAPと統合する
  • IDocsを使用して、SAPと統合する
STRING値がSAPシステムで定義されていないか、値が最大許容値を超えている場合は、マッピング内で32767文字以下の値を定義する必要があります。
STRINGフィールドの長さが32767文字を超える場合、ABAPプログラムのインストールは失敗します。
TIMS
日付
6桁の時刻フィールド(HHMMSS)。表示フォーマットはHH.MM.SS。
UNIT
Text
2桁あるいは3桁の単位キー。QUANフィールドにより参照される許容数量単位を含むフィールド。
VARC
Text
可変長文字列。INT2の長さフィールドが必要です。SAP 3.0以降ではサポートされません。