目次

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  1. はじめに
  2. 詳細クラスタ
  3. AWSの設定
  4. Google Cloudの設定
  5. Microsoft Azureの設定
  6. セルフサービスクラスタの設定
  7. ローカルクラスタの設定
  8. 詳細設定
  9. トラブルシューティング
  10. 付録 A: コマンドリファレンス

詳細クラスタ

詳細クラスタ

スポットインスタンス

スポットインスタンス

スポットインスタンスを使用してワーカーノードをホストするように
詳細クラスタ
を設定できます。
スポットインスタンスは、クラウドプロバイダがオンデマンドインスタンスよりも低価格で提供する予備のコンピューティング容量です。スポットインスタンスは常に利用できるとは限りません。クラウドプロバイダは実行中のスポットインスタンスを中断して容量を再利用できます。
スポットインスタンスを使用する場合は、スポットインスタンスの価格比率を設定します。スポットインスタンスの料金比率は、オンデマンドインスタンスの料金のうち、スポットインスタンスに支払う最大料金をパーセンテージで表したものです。例えば、オンデマンドインスタンスの料金が1時間あたり0.68ドルで、スポットインスタンスの価格比率を50に設定した場合、価格が1時間あたり0.34ドル以下である限り、現在のスポットインスタンスの価格を支払うことになります。
Secure Agentは、設定するワーカーノードの最小数に等しい数のオンデマンドワーカーノードを常に作成します。スポットインスタンスを有効にしてクラスタをスケールアップすると、エージェントはスポットインスタンス上にワーカーノードの最大数まで追加のワーカーノードを作成しようとします。スポットインスタンスが利用できない場合、または設定した最大料金を超える場合、クラスタはワーカーノード用にオンデマンドインスタンスを使用します。
例えば、ワーカーノードの最小数を5に設定し、最大数を8に設定すると、エージェントはオンデマンドインスタンスに5つのノードを作成し、スポットインスタンスに3つのノードを作成しようとします。ワーカーノードの最大数を最小数と等しく設定すると、クラスタはオンデマンドインスタンスのみを使用します。
クラウドプロバイダが
詳細ジョブ
を実行中のスポットノードを中断した場合、エージェントはオンデマンドノードを使用してジョブを完了します。