目次

Search

  1. はじめに
  2. 詳細クラスタ
  3. AWSの設定
  4. Google Cloudの設定
  5. Microsoft Azureの設定
  6. セルフサービスクラスタの設定
  7. ローカルクラスタの設定
  8. 詳細設定
  9. トラブルシューティング
  10. 付録 A: コマンドリファレンス

詳細クラスタ

詳細クラスタ

データ暗号化

データ暗号化

暗号化によって、ジョブの処理に使用されるデータを保護します。暗号化は、保存データ、一時データ、転送中のデータの保護に使用できます。
暗号化は、以下のタイプのデータで使用できます。
保存データ
デフォルトでは、各クラウドプラットフォームでステージングファイルとログファイルが暗号化されます。詳細については、クラウドプロバイダのマニュアルを参照してください。
ソースデータおよびターゲットデータの暗号化について詳しくは、該当するコネクタのヘルプを参照してください。
Amazon S3 V2接続内の暗号化関係のカスタムプロパティを設定する場合、クラスタはステージングデータの読み取りと書き込みに同じカスタムプロパティを使用します。
一時データ
一時データには、クラスタノードが生成するキャッシュデータとシャッフルデータが含まれます。
一時データを暗号化するには、
詳細設定
で暗号化を有効にします。暗号化を有効にする場合、一時データはデフォルトでHMAC-SHA1アルゴリズムを使用して暗号化されます。別のアルゴリズムを使用するには、Informaticaグローバルカスタマサポートにお問い合わせください。
転送中のデータ
デフォルトでは、クラウドプロバイダは、Transport Layer Security(TLS)プロトコルを使用して、クラウドストレージに対して送受信されるデータ(ステージングデータ、ログファイルなど)を暗号化します。
Microsoft Azureで暗号化が有効になっている場合、
詳細設定
でステージングとログの場所を設定するときにABFSSプロトコルを指定できます。暗号化が有効になっていない場合、ABFSプロトコルを使用する必要があります。