目次

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  1. はじめに
  2. 詳細クラスタ
  3. AWSの設定
  4. Google Cloudの設定
  5. Microsoft Azureの設定
  6. セルフサービスクラスタの設定
  7. ローカルクラスタの設定
  8. 詳細設定
  9. トラブルシューティング
  10. 付録 A: コマンドリファレンス

詳細クラスタ

詳細クラスタ

マスタおよびワーカーポリシーの制限に関するリファレンス

マスタおよびワーカーポリシーの制限に関するリファレンス

マスタポリシーとワーカーポリシーのリソースを制限して、マスタノードとワーカーノードがアクセスできるリソースを制限できます。
値に応じて次の要素を制限できます。
*
が含まれるリソース要素
リソース要素の値がワイルドカード
*
の場合、リソースを制限する事は出来ません。
例えば、マスタノードの生成済みポリシーに次のステートメントを含める事ができます。
{ "Effect": "Allow", "Action": [ "ec2:DescribeInstances", "ec2:DescribeRegions", "ec2:DescribeRouteTables", "ec2:DescribeSecurityGroups", "ec2:DescribeSubnets", "ec2:DescribeVolumes" ], "Resource": [ "*" ] },
リソース要素の値がワイルドカード
*
の場合、リソース要素を編集する事は出来ません。
ワイルドカード
*
の値を含むリソース要素を編集する場合、Secure Agentは
詳細クラスタ
の開始に必要なリソースの特定に失敗し、クラスタが正しく開始されない可能性があります。
ステージングデータとログファイルをSSE-KMSを使用して暗号化する場合、AWS Key Management Service(キー管理サービス)(KMS)でのアクションを含むステートメント内のリソースを、リソース要素がワイルドカード(
*
)であっても編集できます。詳細については、手順9.保存ステージングデータとログファイルの暗号化(オプション)を参照してください。
*
が含まれないリソース要素
リソース要素の値がワイルドカード
*
以外の場合、ステートメントに含まれるリソースを指定するようにリソース要素を制限できます。
例えば、作業ノードの生成済みポリシーに次のステートメントを含める事ができます。
{ "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:Get*" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::<cluster-staging-dir1>/*", "arn:aws:s3:::<cluster-staging-dir2>/*" ] },
リソース要素の値がワイルドカード
*
以外の場合、ステートメント内のリソースを編集する事ができます。この例では、1つ以上のステージングの場所を定義するS3リソースにリソース要素を制限できます。
複数の
詳細クラスタ
のステージング、ログ、および初期化の場所を指定し、異なる
詳細設定
を使用するクラスタ間で同じポリシーコンテンツを共有できます。
領域間のデータ転送コストを節約するには、同じ領域内のS3バケットを使用します。各バケットを管理するために、ステージングの場所、ログの場所、初期化スクリプト、およびデータソースに異なるバケットを使用します。