目次

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  1. はじめに
  2. 詳細クラスタ
  3. AWSの設定
  4. Google Cloudの設定
  5. Microsoft Azureの設定
  6. セルフサービスクラスタの設定
  7. ローカルクラスタの設定
  8. 詳細設定
  9. トラブルシューティング
  10. 付録 A: コマンドリファレンス

詳細クラスタ

詳細クラスタ

ワーカーセキュリティグループの作成

ワーカーセキュリティグループの作成

ワーカーセキュリティグループは、
詳細クラスタ
およびその他のノードで、ワーカーノード間の受信ルールと送信ルールを定義します。このセキュリティグループは、クラスタのすべてのワーカーノードにアタッチされます。

受信ルール

受信ルールでは、次のトラフィックを許可する必要があります。
  • クラスタ内の他のワーカーノードからの受信トラフィック。例えば、関連するポッド間の通信などです。
  • クラスタ内の任意のマスタノードからの受信トラフィック。例えば、マスタノードはワーカーノードのkubeletに接続して、ログを取得したり、ポート転送をサポートしたりします。
  • 同じクラスタ内のELBセキュリティグループからの、ポート443のTCPによるHTTPSを使用した受信トラフィック。
  • クラスタの外部からの受信SSHアクセス。このルールは、マスタセキュリティグループに対して定義されたSSH受信ルールと同一であり、SSHを使用してワーカーノードにアクセスする場合にのみ必要です。
次の図に、必要な受信ルールを示します。
ワーカーセキュリティグループには、4つの受信ルールが表示されています。1つ目の受信ルールは、プロトコル(All)、ポート範囲(All)のすべてのトラフィックで、送信元はマスタセキュリティグループID(sg-0b4f93297a739d4b3)です。2つ目の受信ルールは、IPバージョン(IPv4)、プロトコル(TCP)、ポート範囲(22)のSSHであり、送信元はSecure AgentマシンのIPアドレスです。3つ目の受信ルールはプロトコル(TCP)、ポート範囲(443)のHTTPSであり、送信元はELBセキュリティグループID(sg-033b65c92bf0bc892)です。4つ目の受信ルールは、プロトコル(All)、ポート範囲(All)のすべてのトラフィックで、送信元はワーカセキュリティグループID(sg-06a5d3ae543a983a)です。

送信ルール

デフォルトの送信ルールを使用して、すべての送信トラフィックを許可します。
ワーカーノードからの送信トラフィックには、ELBセキュリティグループ、マスタノード、他のワーカーノード、Secure Agent、Amazon S3、EC2、およびIAMなどのAWS上のその他のマネージドサービス、その他のストレージサービス、およびその他のパブリックサービスを含めることができます。さらに、送信ルールでは、
詳細ジョブ
がRedshiftやSnowflakeデータベースなどのデータソース、およびSecure Agentが公開するRESTエンドポイントなどの外部サービスと通信できるようにする必要があります。