目次

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  1. はじめに
  2. 概要
  3. アドレス検証のステータスポート
  4. 建物および住宅のデータポート
  5. 企業および組織のデータポート
  6. 都道府県および市区町村のデータポート
  7. 国のデータポート
  8. カスタマセグメント化のデータポート
  9. 補足のデータポート
  10. フォーマットされたデータポート
  11. 郵便事業者認証のデータポート
  12. 郵便番号のデータポート
  13. 都道府県/州のデータポート
  14. 住宅のデータポート
  15. 町名のデータポート
  16. 補足データポート
  17. XMLポート

アドレスバリデータポートリファレンス

アドレスバリデータポートリファレンス

市区町村優先名(Locality Preferred Name)

市区町村優先名(Locality Preferred Name)

カナダまたは米国にある市区町村の公式または正式の正しい名前を返す出力ポート。
ほとんどすべての住所で、[市区町村優先名]ポートは、[市区町村名]ポートと同じ名前を返します。まれに、公式または正式の市区町村名は一般的には使用されていないこともあります。例えば、トロント市の地域内にあるNorth Yorkの場合、アドレスバリデータトランスフォーメーションがNorth Yorkの住所を見つけると、[市区町村名]ポートに「Toronto」と書き込み、[市区町村優先名]ポートに「North York」と書き込みます。

[市区町村優先名]の用途

[市区町村優先名]ポートは、市町村名の正式な名前を住所レコードに書き込むために選択します。このポートは、住所が市区町村の代替名を使用している場合に、正式な市区町村名を探すために使用します。
[市区町村優先名]ポートを使用する場合は、以下のガイドラインに従います。
  • 住所に複数の市区町村レベルが含まれている場合は、市区町村関連のポートを複数使用します。 例えば、住所表記の主要または最大の市区町村に[市区町村優先名1]を使用します。[市区町村優先名1]によって識別される市区町村内の町を識別するには、[市区町村優先名2]を使用します。
  • [市区町村優先名]ポートは6つあります。ほとんどの国では、[市区町村優先名1]または[市区町村優先名2]が使用されます。市区町村を表すデータが非常に複雑である場合は、市区町村関連のポートを複数選択する必要があります。
  • [市区町村優先名]ポートは、他の市区町村データ出力ポートと一緒に使用できます。

ポートの場所

以下の表に、[市区町村優先名1]から[市区町村優先名3]までのポートの場所およびデフォルトの精度を示します。
ポートタイプ
ポートグループ
テンプレートモデル
精度
出力
最終行の要素
基本
100
以下の表に、[市区町村優先名4]から[市区町村優先名6]までのポートの場所およびデフォルトの精度を示します。
ポートタイプ
ポートグループ
テンプレートモデル
精度
出力
最終行の要素
詳細
100

[市区町村優先名]の出力ポート

以下の住所例には、アドレスバリデータトランスフォーメーションで[市区町村優先名]ポートへと解析できるデータが含まれています。
Ms. Susan Smith DEF Inc. 1850 Wilson Ave. Toronto ON M9M 1A1 CAN
以下の表に、この住所の[市区町村優先名]のデータを含むアドレスバリデータトランスフォーメーションのポートを示します。
ポート
データ
担当者の正式表記1
MS. SUSAN SMITH
組織の正式表記1
DEF INC.
番地の正式表記1
1850
町名の正式表記1
WILSON AVE
市区町村名1
TORONTO
市区町村優先名1
NORTH YORK
都道府県の略式表記1
ON
郵便番号の正式表記1
M9M 1A1
ISO3国コード
CAN