目次

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  1. はじめに
  2. Informatica Intelligent Cloud Services REST API
  3. プラットフォームREST APIバージョン2リソース
  4. プラットフォームREST APIバージョン3リソース
  5. データ統合 REST API
  6. ファイル取り込みとレプリケーションREST API
  7. ストリーミング取り込みとレプリケーションREST API
  8. モデルサーバー REST API
  9. RunAJobユーティリティ
  10. ParamSetCliユーティリティ
  11. REST APIコード
  12. REST APIリソースクイックリファレンス

REST APIリファレンス

REST APIリファレンス

標準操作

標準操作

以下の標準操作コマンドを使用できます。
PWD
PWD(Print Working Directory)コマンドを使用して、サーバー上の現在の作業ディレクトリを取得します。応答には、X-GDX-Replyのヘッダーメッセージの一部として、現在の作業ディレクトリへの絶対パスが含まれます。パスは二重引用符で囲まれています。
例:
https://localhost:15400/fileservers/pwd
delete
このコマンドを使用して、サーバーからファイルを削除します。fileパラメータには、削除する相対ファイルパスまたは絶対ファイルパスを含めます。
例:
https://10.60.40.11:15400/fileservers/delete?file=/abc/1.txt
rename
このコマンドを使用して、サーバー上のファイルの名前を変更します。現在の作業ディレクトリに名前を変更するファイルが含まれている場合、
from
および
to
パラメータにはファイル名のみが含まれる可能性があります。renameコマンドを使用して、サーバー上のファイルを移動することもできます。ファイルを移動するには、
from
および
to
パラメータに絶対パスを含めます。
例えば、次のコマンドを使用すると、
newInput.txt
ファイルの名前は
Input.txt
に変更されます。
https://10.60.40.11:15400/fileservers/rename?from=/newInput.txt&;to=/Input.txt
例えば、次のコマンドを使用すると、
newInput.txt
ファイルは現在の作業ディレクトリから親ディレクトリに移動されます。
https://10.60.40.11:15400/fileservers/rename?from=/newInput.txt&to=/aa/newInput.txt
要求に次のパラメータを含めます。
要求の種類
パラメータ
GETまたはPOST
  • from: 名前を変更するファイルまたはディレクトリの相対パスまたは絶対パス。
  • to: 新しい名前の相対パスまたは絶対パス。
list
このコマンドを使用して、サーバー上のディレクトリのコンテンツを一覧表示します。このコマンドのパラメータとして、ターゲットディレクトリを含めます。ディレクトリを含めない場合、このコマンドにより現在の作業ディレクトリのコンテンツが一覧表示されます。
例:
https://10.60.40.11:15400/fileservers/list?dir=/
応答本文には、コンテンツタイプが
text/plain
のディレクトリのコンテンツが含まれます。次の例は、ディレクトリリストの形式を示しています。
2009-12-03 14:02:19 D 0 backup
応答には、タブ(\t)文字で区切られた次の情報が含まれます。
  • ファイルまたはディレクトリの最終変更日。タイムスタンプはISO形式のyyyy-MM-dd HH:mm:ssです。時間(hh)は24時間表記で表示されます。
  • コンテンツタイプは、ファイル、ディレクトリ、不明のいずれかになります。
  • ファイルのサイズ(バイト単位)。
  • ファイルまたはディレクトリの名前。
checksum
このコマンドを使用して、リモートファイルのハッシュを計算します。応答は、応答本文の最初の行で返されます。ダウンロードしたローカルファイルのハッシュ値と応答を比較することで、データの整合性を確認できます。
例:
https://10.60.40.11:15400/fileservers/hash?file=/input.txt
サポートされるハッシュアルゴリズムは、SHA1、MD5、およびCRC32です。要求に次のパラメータを含めます。
要求の種類
パラメータ
GETまたはPOST
  • file: 必須。現在の作業ディレクトリからの相対パス、またはファイルへの絶対パスです。
  • algorithm: チェックサムの計算時に使用するハッシュアルゴリズム。有効な値は、SHA1、MD5、またはCRC32です。デフォルトはSHA1です。
  • length: ファイル内の開始位置。この値は、部分的なファイルチェックサムの計算に使用されます。デフォルト値は「0」で、ファイル全体に対してチェックサムを実行します。
CD(Change Directory)
このコマンドを使用して、現在の作業ディレクトリを変更します。X-GDX-Replyのヘッダーメッセージの一部として、新しい作業ディレクトリへの絶対パスが返されます。パスは二重引用符で囲まれています。
例:
https://10.60.40.11:15400/fileservers/cd?dir=/
CDUP(Change Directory Up)
このコマンドを使用して、現在の作業ディレクトリを親ディレクトリに変更します。X-GDX-Replyのヘッダーメッセージの一部として、新しい作業ディレクトリへの絶対パスが返されます。パスは二重引用符で囲まれています。
例:
https://10.60.40.11:15400/fileservers/cdup
MKDIR(Make Directory)
このコマンドを使用して、サーバー上に新しいディレクトリを作成します。X-GDX-Replyのヘッダーメッセージの一部として、新しく作成したディレクトリへの絶対パスが返されます。パスは二重引用符で囲まれています。
例:
https://10.60.40.11:15400/fileservers/mkdir?dir=/a/b/c/mkdri1
file information
このコマンドを使用して、特定のファイルまたはディレクトリに関する情報を取得します。応答には、コンテンツタイプが
text/plain
の応答本文の情報が含まれます。ファイル情報の形式は、Listコマンドから返されるリストと同一です。返される情報が応答本文にない場合、ファイルまたはディレクトリは存在しません。
例:
https://10.60.40.11:15400/fileservers/fileInfo?file=/TEST.txt