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  1. はじめに
  2. 一括取り込みデータベース

一括取り込みデータベース

一括取り込みデータベース

Microsoft Fabric OneLakeターゲットプロパティ

Microsoft Fabric OneLakeターゲットプロパティ

Microsoft Fabric OneLakeターゲットを持つ
データベース統合
タスクを定義する場合、タスクウィザードの
[ターゲット]
ページでいくつかのターゲットプロパティを入力する必要があります。
[ターゲット]
では、次のMicrosoft Fabric OneLakeターゲットのプロパティを入力できます。
プロパティ
説明
出力形式
出力ファイルの形式を選択します。次のオプションがあります。
  • CSV
  • AVRO
  • PARQUET
デフォルトの値は
[CSV]
です。
CSV形式の出力ファイルでは、各フィールドの区切り文字として二重引用符("")が使用されます。
CSVファイルへのヘッダーの追加
[CSV]
が出力形式として選択されている場合は、このチェックボックスをオンにして、ソース列名を含むヘッダーを出力CSVファイルに追加します。
Avro形式
出力形式として
[AVRO]
を選択した場合、ソーステーブルごとに作成されるAvroスキーマの形式を選択します。次のオプションがあります。
  • Avro-Flat
    。すべてのAvroフィールドを1つのレコードに一覧表示する場合に、このAvroスキーマ形式を使用します。
  • Avro-Generic
    。ソーステーブルのすべてのカラムをAvroフィールドの単一の配列に一覧表示する場合に、このAvroスキーマ形式を使用します。
  • Avro-Nested
    。各タイプの情報を個別のレコードに編成する場合に、このAvroスキーマ形式を使用します。
デフォルト値は
[Avro-Flat]
です。
Avroシリアル化形式
出力形式として
[AVRO]
が選択されている場合は、Avro出力ファイルのシリアル化形式を選択します。次のオプションがあります。
  • なし
  • Binary
  • JSON
デフォルト値は
[Binary]
です。
Avroスキーマディレクトリ
出力形式として
[AVRO]
が選択されている場合は、
一括取り込みデータベース
が各ソーステーブルのAvroスキーマ定義を格納しているローカルディレクトリを指定します。スキーマ定義ファイルには、次の命名パターンがあります。
schemaname
_
tablename
.txt
このディレクトリが指定されていない場合、Avroスキーマ定義ファイルは作成されません。
ファイル圧縮タイプ
CSVまたはAVRO出力形式の出力ファイルのファイル圧縮タイプを選択します。次のオプションがあります。
  • なし
  • Deflate
  • Gzip
  • Snappy
デフォルト値は
[なし]
、これは圧縮が使用されないことを意味します。
Avro圧縮タイプ
[AVRO]
が出力形式としてが選択されている場合は、Avro圧縮タイプを選択します。次のオプションがあります。
  • なし
  • Bzip2
  • Deflate
  • Snappy
デフォルト値は
[なし]
、これは圧縮が使用されないことを意味します。
Parquet圧縮タイプ
[PARQUET]
出力形式が選択されている場合、Parquetでサポートされている圧縮タイプを選択できます。次のオプションがあります。
  • なし
  • Gzip
  • Snappy
デフォルト値は
[なし]
、これは圧縮が使用されないことを意味します。
Deflate圧縮レベル
[Deflate]
[Avro圧縮タイプ]
フィールドで選択されている場合、圧縮レベルとして0~9を指定します。デフォルトは0です。
データディレクトリ
一括取り込みデータベースが出力データファイルとオプションでスキーマを保存するディレクトリのディレクトリ構造を定義します。ディレクトリパターンを定義するには、次のタイプのエントリを使用できます。
  • プレースホルダ{SchemaName}、{TableName)、{Timestamp}、{YY}、{YYYY}、{MM}、および{DD}({YY}、{YYYY}、{MM}、および{DD}は日付要素です)。{Timestamp}値の形式はyyyymmdd_hhmissmsです。ディレクトリパスに生成された日付と時刻は、初期ロードジョブがターゲットへのデータの転送を開始した日付と時刻を表します。
  • 特定のディレクトリ名。
  • toUpper()およびtoLower()関数。これは、関連付けられた(
    placeholder
    )の値を強制的に大文字または小文字に変換します。
プレースホルダの値の大文字と小文字は区別されません。
例:
myDir1/{SchemaName}/{TableName} myDir1/myDir2/{SchemaName}/{YYYY}/{MM}/{TableName}_{Timestamp} myDir1/{toLower(SchemaName)}/{TableName}_{Timestamp}
デフォルトのディレクトリパターンは
{TableName)_{Timestamp}
です。
スキーマディレクトリ
デフォルトディレクトリ以外のディレクトリにスキーマファイルを保存する場合は、スキーマファイルを保存するカスタムディレクトリを指定できます。初期ロードの場合、便利になるように、以前に使用した値を使用できる場合はそれがドロップダウンリストに表示されます。このフィールドはオプションです。
初期ロードの場合、デフォルトでは、スキーマはデータディレクトリに保存されます。増分ロード、および初期ロードと増分ロードの組み合わせの場合、スキーマファイルのデフォルトディレクトリは
{TaskTargetDirectory}/data/{TableName}/schema
です。
[データディレクトリ]
フィールドと同じプレースホルダを使用できます。プレースホルダは必ず中かっこ{ }で囲んでください。
toUpperまたはtoLower関数を含める場合は、
{toLower(SchemaName)}
のように、プレースホルダ名を丸かっこで囲み、関数とプレースホルダの両方を中かっこで囲みます。
スキーマは、CSV形式で出力データファイルにのみ書き込まれます。ParquetおよびAvro形式のデータファイルには、独自の埋め込みスキーマが含まれています。