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  1. はじめに
  2. 一括取り込みデータベース

一括取り込みデータベース

一括取り込みデータベース

Microsoft Azure Synapse Analyticsターゲット

Microsoft Azure Synapse Analyticsターゲット

次のリストは、Microsoft Azure Synapse Analyticsターゲットを準備および使用する際の考慮事項を示しています。
  • Microsoft Azure Synapse Analyticsターゲットを使用して
    データベース統合
    タスクをデプロイして実行するには、ターゲット接続でターゲットデータベースに対するCONTROL権限を持つデータベースユーザーを指定する必要があります。ユーザーにCONTROL権限を付与するには、次のSQL文を使用します。
    USE
    database_name
    ; GRANT CONTROL TO
    user_name
    ;
    この権限は、初期ロード、増分ロード、および初期ロードと増分ロードの組み合わせジョブに必要です。この権限により、
    一括取り込みデータベース
    は、ターゲットテーブルと、外部データソース、外部ファイル形式、データベーススコープの資格情報オブジェクト(データベースに存在しない場合)などのデータベースオブジェクトを作成できます。この権限は、外部データソースおよびデータベーススコープの資格情報オブジェクトを作成するために特に必要です。
    マスターキーを手動で作成する必要があります。マスターキーを作成するには、データベースに対するCONTROL権限が必要です。
  • データベース統合
    ジョブは、データをMicrosoft Azure Synapse Analyticsターゲットテーブルに書き込む前に、まずMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen2ステージングファイルにデータを送信します。ステージングファイルは、フィールド区切り文字として16進数のx1d区切り文字を使用します。データがターゲットに書き込まれた後、ステージングファイルを含むテーブル固有のディレクトリのコンテンツ全体が削除されます。
  • Synapse Analytics接続でMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen2を使用する場合は、Microsoft Azure Data Lake Storageの
    [階層型名前空間]
    オプションを有効にする必要があります。この設定では、blobストレージを使用することは推奨されません。
  • データベース統合
    ジョブがMicrosoft Azure Synapse Analyticsターゲットにプロパゲートできるソーステーブルのカラム数は、508カラムを超えてはなりません。
  • データベース統合
    増分ロードジョブと、初期ロードジョブと増分ロードジョブの組み合わせにより、ターゲット上にINFORMATICA_CDC_RECOVERYという名前のリカバリテーブルが生成され、障害後に再開されたジョブが以前に処理されたデータを再度プロパゲートするのを防ぐ内部サービス情報が格納されます。このリカバリテーブルは、ターゲットテーブルと同じスキーマで生成されます。
  • データベース統合
    ジョブが外部テーブルを使用してMicrosoft Azure Synapse Analyticsターゲットにデータを読み込むと、ジョブの再開時にこれらのテーブルが再作成される場合でも、ジョブはターゲット上に作成されたログテーブルと外部テーブルを削除しません。