目次

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  1. はじめに
  2. アップグレードの概要
  3. アップグレード前のタスク
  4. データベースタスク
  5. アプリケーションサーバーのタスク
  6. Hubストアのアップグレード
  7. Hubサーバーのアップグレード(インプレースアップグレード)
  8. プロセスサーバーのアップグレード(インプレースアップグレード)
  9. リソースキットのアップグレードインプレースアップグレード
  10. アップグレード後のタスク
  11. 検索設定のアップグレード
  12. アプリケーションサーバーに対するActiveVOSのインストール後のタスク
  13. ビジネスエンティティアダプタ用のActiveVOSアップグレード後タスク
  14. サブジェクト領域アダプタ用のActiveVOSアップグレード後タスク
  15. アップグレードプロセスのトラブルシューティング
  16. FAQ(よくある質問)
  17. 既存のActiveVOSタスクの処理
  18. メタデータキャッシュの設定

Oracle用バージョン9.0.1または9.1.0からの アップグレード

Oracle用バージョン9.0.1または9.1.0からの アップグレード

手順3. データベース特権と接続の設定

手順3. データベース特権と接続の設定

データベースの特権と接続を設定します。
次の表で、データベースの特権と接続を設定するために実行する必要のあるタスクについて説明します。
タスク
説明
データベース管理者ユーザーへの特権の付与
データベース管理者ユーザーを使用してMDM Hubマスタデータベースとオペレーショナル参照ストアを作成する場合は、データベース管理者ユーザーに特権を付与します。ユーザーは、分散トランザクションと
DBMS_LOCK
のオプションを付与する特権を持っている必要があります。
データベース管理者ユーザーに特権を付与するには、オプションを付与する特権を持つユーザーとしてデータベースに接続し、次のSQL文を実行します。
GRANT SELECT ON sys.pending_trans$ TO <DBA user> with grant option; GRANT SELECT ON sys.dba_pending_transactions TO <DBA user> with grant option; GRANT SELECT ON sys.dba_2pc_pending TO <DBA user> with grant option; GRANT EXECUTE ON sys.dbms_xa TO <DBA user> with grant option; GRANT EXECUTE ON sys.dbms_lock TO <DBA user> with grant option;
Oracle TNS名の追加
Oracleデータベースに接続するには、TNS名前エントリを
Hubサーバー
および
Processサーバー
マシン上の
tnsnames.ora
ファイルに追加します。
TNS名前エントリを追加するには、次の構文を使用します。
<TNS NAME> = (DESCRIPTION = (ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(Host = <Oracle server host name>)(Port = <Oracle server port>)) ) (CONNECT_DATA = (SERVICE_NAME = <Oracle SID>) ) )
Hubサーバー
および
Processサーバー
マシン上のTNS名は同じでなければなりません。
データベース接続のテスト
Hubサーバー
または
Processサーバー
を実行する各マシンから、データベースへの接続をテストします。
SQL*Plusで、次のSQL文の構文を使用します。
sqlplus <user name>/<password>@<TNS Name>