目次

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  1. はじめに
  2. アップグレードの概要
  3. アップグレード前のタスク
  4. データベースタスク
  5. アプリケーションサーバーのタスク
  6. Hubストアのアップグレード
  7. Hubサーバーのアップグレード(インプレースアップグレード)
  8. プロセスサーバーのアップグレード(インプレースアップグレード)
  9. リソースキットのアップグレードインプレースアップグレード
  10. アップグレード後のタスク
  11. 検索設定のアップグレード
  12. アプリケーションサーバーに対するActiveVOSのインストール後のタスク
  13. ビジネスエンティティアダプタ用のActiveVOSアップグレード後タスク
  14. サブジェクト領域アダプタ用のActiveVOSアップグレード後タスク
  15. アップグレードプロセスのトラブルシューティング
  16. FAQ(よくある質問)
  17. 既存のActiveVOSタスクの処理
  18. メタデータキャッシュの設定

Oracle用バージョン9.0.1または9.1.0からの アップグレード

Oracle用バージョン9.0.1または9.1.0からの アップグレード

手順5。検索データのインデックス処理

手順5。検索データのインデックス処理

環境内にデータが含まれる場合、「スマート検索データの初期インデックス処理」バッチジョブを手動で実行し、データをインデックス処理します。環境内にデータがない場合、「スマート検索データの初期インデックス処理」ジョブを実行する必要はありません。ロードバッチジョブを実行してデータをロードすると、ロードバッチジョブで「スマート検索データの初期インデックス処理」バッチジョブが自動的に実行され、データがインデックス処理されます。検索要求では、レコードの検索のためにインデックスが使用されます。
「スマート検索データの初期インデックス処理」バッチジョブは、ビジネスエンティティに関係するすべてのベースオブジェクトに対して実行します。「スマート検索データの初期インデックス処理」バッチジョブをベースオブジェクトに対して実行すると、Elasticsearchサーバーによって検索可能なフィールド内のデータがインデックス処理されます。次に、このジョブによって、検索可能なフィールドが属するビジネスエンティティを表すすべてのコレクションに対して、インデックス処理されたデータが追加されます。コレクションが大きすぎる場合、コレクションを1つまたは複数のシャードに分割できます。シャードは、複数のノードにわたって分割されるコレクションの論理的な断片です。検索を実行すると、Elasticsearchサーバーがコレクションを読み取って一致するフィールドを返します。
「スマート検索データの初期インデックス処理」バッチジョブは、すべてのレコードのインデックス処理要求をキューに入れた後、レコードを非同期的にインデックス処理して、正常に完了したことを報告します。検索要求は、インデックス要求が正常に完了した後にのみ、インデックス処理されたレコードを表示できます。この処理には数分かかる場合があります。
データのインデックス処理後にフィールドの検索可能なプロパティを更新した場合、インデックスは削除されます。データをインデックス処理するには、「スマート検索データの初期インデックス処理」バッチジョブを実行する必要があります。さらに、インデックス処理はリソースを大量に消費する処理であるため、「スマート検索データの初期インデックス処理」バッチジョブは同時に複数実行しないでください。