目次

Search

  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

FLOOR

FLOOR

渡された数値以下の最大の整数を返します。たとえば、FLOORに3.14を渡すと、3を返します。3.98を渡すと、3を返します。同様に、-3.17を渡すと-4を返します。

構文

FLOOR(
numeric_value
)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
numeric_value
必須
数値データ型。数値データを求める有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。

戻り値

0-28の宣言された精度を持つ数値を渡した場合は、整数です。
28を超える宣言された精度を持つ数値を渡した場合は、Double値です。
関数にNULL値を渡した場合はNULLです。

次の式は、PRICEポートの値に等しいかそれより小さい最大の整数を返します。
FLOOR( PRICE )
PRICE
RETURN VALUE
39.79
39
125.12
125
74.24
74
NULL
NULL
-100.99
-101
FLOORに渡す値に算術演算を実行することができます。たとえば、数値に10を掛け、その結果より小さい最大整数を計算するには、以下の関数を書き込みます。
FLOOR( UNIT_PRICE * 10 )