目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

CHR

CHR

PowerCenter統合サービス
でASCIIモードを使用している場合、CHRは渡された数値に対応するASCII文字を返します。ASCII値は0-255の範囲になります。CHRには任意の整数を渡せますが、印刷可能な文字はASCIIコード32-126だけです。
PowerCenter統合サービス
でUnicodeモードを使用している場合、CHRは渡された数値に対応するUnicode文字を返します。Unicode値の範囲は0-65,535です。

構文

CHR(
numeric_value
)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
numeric_value
必須
数値データ型。ASCIIまたはUnicode文字として返したい値を渡します。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。

戻り値

ASCIIまたはUnicode文字。1文字を含む文字列。
関数にNULL値を渡した場合はNULLです。

次の式は、ITEM_IDポートの各数値に対応するASCIIまたはUnicode文字を返します。
CHR( ITEM_ID )
ITEM_ID
RETURN VALUE
65
A
122
z
NULL
NULL
88
X
100
d
71
G
CHR関数を使用して、一重引用符を文字列に連結させることができます。 一重引用符は、文字列リテラル内で使用できない唯一の文字です。次の例を検討します。
'Joan' || CHR(39) || 's car'
戻り値は次のとおりです。
Joan's car