目次

Search

  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

CRC32

CRC32

32ビットCyclic Redundancy Check (CRC32)の値を返します。CRC32を使用して、データ転送エラーを検索します。ファイルに保存されているデータが変更されていないか確認するためにも、CRC32を使用できます。
CRC32を使用してASCIIモードおよびUnicodeモードにおいてデータの冗長性チェックを実行する場合、
PowerCenter統合サービス
は同じ入力値に対して異なる結果を生成することがあります。CRC32を使用して異なる複数のオペレーティングシステムでデータの冗長性チェックを実行する場合、
PowerCenter統合サービス
は同じ入力値に対して異なる結果を生成することがあります。
CRC32は、異なる入力文字列に対しても同じ出力結果を返すことができます。マッピングでキーを生成する場合、Sequence Generatorトランスフォーメーションを使用します。CRC32を使用してマッピングでキーを生成した場合、予期せぬ結果が出ることもあります。

構文

CRC32(
value
)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
必須
データ型はStringまたはBinary。冗長性チェックを実行する値を渡します。入力値では、大文字と小文字が区別されます。入力値の大文字と小文字が区別されると、戻り値に影響します。たとえば、CRC32(informatica)とCRC32 (Informatica)では、異なる戻り値が返されます。

戻り値

32ビットの整数値。

広域ネットワーク全体のソースからデータを読み込む必要があるとします。データは、転送中に変更しなければなりません。ファイル内のデータのchecksumを計算し、ファイルと一緒に保存できます。ソースデータ読み込み時に、
PowerCenter統合サービス
はCRC32を使用してchecksumを計算し、保存されている値と比較できます。 2つの値が一致する場合、データは変更されています。