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SOUNDEX

文字列値を4字の文字列にエンコードします。

SOUNDEXは英語アルファベット（A-Z）の文字に対して機能します。入力文字列の最初の文字が、戻り値の先頭文字として使用され、それ以外の文字は、子音に基づく３桁の数値にエンコーディングします。

SOUNDEXは下記の規則に従って文字をエンコードします。

string
の最初の文字を戻り値の最初の文字として使用し、大文字にエンコードします。例えば、SOUNDEX(‘John’)とSOUNDEX(‘john’)は両方とも‘J500’を返します。

string
の第一文字以降の最初の3つの異なる子音をエンコードし、残りは無視します。例えば、SOUNDEX(‘JohnRB’)とSOUNDEX(‘JohnRBCD’)は両方とも‘J561’を返します。

音が似ている子音には同じコードを割り当てます。

以下の表に、SOUNDEXの子音に対するエンコードガイドラインを示します。

SOUNDEX子音用エンコードガイドライン
コード	子音
1	B、P、F、V
2	C、S、G、J、K、Q、X、Z
3	D、T
4	L
5	M、N
6	R

A、E、I、O、U、H、Wはstring
の最初の文字である場合を除き、これらの文字をスキップします。例えば、SOUNDEX(‘A123’)は‘A000’を返し、SOUNDEX(‘MAeiouhwC’)は‘M200’を返します。

string
が4文字未満の文字数で文字を生成した場合、SOUNDEXは生成された文字列の残りの部分にゼロを埋め込みます。例えば、SOUNDEX(‘J’)は‘J000’を返します。

string
でSOUNDEXにリストされた同じコードを使用する子音が続けて登場する場合は、SOUNDEXは最初の子音をエンコードし、残りの同じコードの子音はスキップします。例えば、SOUNDEX(‘AbbpdMN’)は‘A135’を返します。

string
内の数字をスキップします。例えば、SOUNDEX(‘Joh12n’)とSOUNDEX(‘1John’)は両方とも‘J500’を返します。

string
がNULLの場合、またはstring
内のすべての文字が英字でない場合、NULLを返します。

構文

SOUNDEX( string )

以下の表に、このコマンドの引数を示します。

引数	必須/ オプション	説明
string	必須	文字列。エンコードしたい文字列値を渡します。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。

戻り値

文字列。

下記の条件のいずれかが真の場合、NULLとなります。

関数に渡した値がNULL。

string
内の文字が英字ではない。

string
は空です。

例

下記の式はEMPLOYEE_NAMEポート内の値をエンコードします。

SOUNDEX( EMPLOYEE_NAME )

EMPLOYEE_NAME	RETURN VALUE
John	J500
William	W450
jane	J500
joh12n	J500
1abc	A120
NULL	NULL

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