目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

MD5

MD5

入力値のchecksumを計算します。この関数は、MD5 (Message-Digest アルゴリズム5)を使用しています。MD5は、ハッシュ値が128ビットの一方向暗号ハッシュ関数です。入力値のチェックサムが異なる場合、入力値が異なると判断できます。MD5を使用して、データの完全性を確認します。

構文

MD5(
value
)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
value
必須
データ型は文字列またはバイナリ。checksumを計算する値です。入力値の大文字と小文字が区別されると、戻り値に影響します。たとえば、MD5(informatica)とMD5 (Informatica)では異なる戻り値が返されます。

戻り値

0から9およびaからfを使用した、16進数の一意の32文字の文字列。
NULL値を入力した場合は、NULLです。

変更したデータをデータベースに書き込む必要があります。MD5を使用して、ソースから読み込むデータの行のチェックサム値を生成します。セッションを実行するときに、以前に生成されたチェックサム値と新しいチェックサム値を比較します。次に、更新されたチェックサム値を持つ行をターゲットに書き込みます。チェックサム値の更新は、データが変更されたことを示していると判断できます。

ヒント

戻り値は、ハッシュキーとして使用できます。