目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

SYSTIMESTAMP

SYSTIMESTAMP

PowerCenter統合サービス
のホストノードの現在の日付と時刻をナノ秒の精度で返します。 日時を表示する制度はプラットフォームにより異なります。
関数の戻り値は引数の設定方法に応じて異なります。
  • SYSTIMESTAMPの引数を変数として設定する場合、
    PowerCenter統合サービス
    ではトランスフォーメーションの各行で関数を評価します。
  • SYSTIMESTAMPの引数を定数として設定する場合、
    PowerCenter統合サービス
    ではトランスフォーメーションの各行で関数を一度評価し、その値を保持します。

構文

SYSTIMESTAMP(
[format]
)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
形式
オプション
値を取得する対象となるメトリック。最大個の履歴ログを指定できます。フォーマット文字列は一重引用符で囲んでください。フォーマット文字列は大文字と小文字を区別しません。たとえば、ミリ秒の精度で日時を表示するには、構文SYSTIMESTAMP(‘MS’)を使用します。デフォルトの精度はマイクロ秒(US)です。

戻り値

タイムスタンプ。入力値に基づく日付と時間を返します。

組織にはオンライン注文サービスがあり、リアルタイムでデータを処理します。SYSTIMESTAMP関数を使用すると、ターゲットデータベースの各トランザクションに対してプライマリキーを生成できます。
以下のポートと値でExpressionトランスフォーメーションを作成します。
Port Name
Port Type
Expression
Customer_Name
Input
n/a
Order_Qty
Input
n/a
Time_Counter
Variable
‘US’
Transaction_Id
Output
SYSTIMESTAMP ( Time_Counter )
実行時、
PowerCenter統合サービス
は各行に対して、マイクロ秒の精度でシステム時間を生成します。
Customer_Name
Order_Qty
Transaction_Id
Vani Deed
14
07/06/2007 18:00:30.701015000
Kalia Crop
3
07/06/2007 18:00:30.701029000
Vani Deed
6
07/06/2007 18:00:30.701039000
Harry Spoon
32
07/06/2007 18:00:30.701048000