目次

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  1. はじめに
  2. Informatica Big Data Managementの概要
  3. マッピング
  4. ソース
  5. ターゲット
  6. トランスフォーメーション
  7. クラスタワークフロー
  8. プロファイル
  9. 監視
  10. 階層データ処理
  11. 階層データ処理設定
  12. スキーマが変更された階層データの処理
  13. インテリジェント構造モデル
  14. ステートフルコンピューティング
  15. 接続
  16. データ型リファレンス
  17. 関数リファレンス

ユーザーガイド

ユーザーガイド

Mapデータ型

Mapデータ型

mapデータ型は、キーと値のペア要素の順序が指定されていないコレクションを表します。マップ要素は、1つのものを別のものにマップするキーと値のペアです。マップデータを渡す、生成する、または処理するには、ポートにmapデータ型を割り当てます。
キーはプリミティブデータ型である必要があります。この値は、プリミティブデータ型または複合データ型にすることができます。複合データ型の値を持つmapデータ型は、ネストされたマップになります。ネストされたマップには、最大で3つのレベルのmapデータ型ネストを含めることができます。
トランスフォーメーション言語には、マップ要素にアクセスするための添字演算子が含まれます。また、マップデータを生成して処理するための関数も含まれます。

形式

map <primitive_type -> data_type>
このデータ型の引数を次の表に示します。
引数
説明
map
マップカラムまたはポートの名前。
primitive_type
マップ要素内のキーのデータ型。
キーはプリミティブデータ型である必要があります。
data_type
マップ要素内の値のデータ型。
この値は、プリミティブデータ型または複合データ型にすることができます。

マップの例

次のマップカラムは、顧客IDと顧客名をマッピングするための整数キーと文字列値を持つマップデータを表します。
custid_name <integer -> string>
次の例は、custid_nameカラムのデータ値を示しています。
custid_name
<26745 -> 'John Baer'>
<56743 -> 'Bobbi Apperley'>
<32879 -> 'Linda Bender'>