目次

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  1. はじめに
  2. Informatica Big Data Managementの概要
  3. マッピング
  4. ソース
  5. ターゲット
  6. トランスフォーメーション
  7. クラスタワークフロー
  8. プロファイル
  9. 監視
  10. 階層データ処理
  11. 階層データ処理設定
  12. スキーマが変更された階層データの処理
  13. インテリジェント構造モデル
  14. ステートフルコンピューティング
  15. 接続
  16. データ型リファレンス
  17. 関数リファレンス

ユーザーガイド

ユーザーガイド

Blaze設定

Blaze設定

以下の表に、Blazeエンジンに対して設定する接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
Blazeステージングディレクトリ
Blazeエンジンが一時ファイルを保存するために使用するディレクトリのHDFSファイルパス。ディレクトリが存在することを確認してください。YARNユーザー、Blazeエンジンユーザー、およびマッピング偽装ユーザーには、このディレクトリへの書き込み権限が必要です。
デフォルトは
/blaze/workdir
です。このプロパティをオフにすると、ステージングファイルはHadoopステージングディレクトリ
/tmp/blaze_<user name>
に書き込まれます。
Blazeユーザー名
BlazeサービスとBlazeサービスログの所有者。
HadoopクラスターでKerberos認証を使用する場合、既定のユーザーはデータ統合サービスのSPNユーザーです。HadoopクラスターでKerberos認証を使用せず、Blazeユーザーが構成されていない場合、既定のユーザーはデータ統合サービスユーザーです。
最小ポート
Blazeエンジンのポート番号範囲の最小値。デフォルトは12300です。
最大ポート
Blazeエンジンのポート番号範囲の最大値。デフォルトは12600です。
YARNキュー名
クラスタ上の利用可能なリソースを指定するBlazeエンジンが使用するYARNスケジューラのキュー名。
クラスタでYARNプリエンプションが有効な場合、Blazeエンジンに関連付けられているキューでプリエンプションが無効になっていることをHadoop管理者に確認してください。
Blazeジョブ監視アドレス
Blazeジョブ監視のホスト名およびポート番号。
次の形式を使用します。
<hostname>:<port>
ここで
  • <hostname>は、Blazeジョブ監視サーバーのホスト名またはIPアドレスです。
  • <port>は、Blazeジョブ監視がリモートプロシージャコール(RPC)をリスンするポートです。
例えば、次のように入力します。
myhostname:9080
Blaze YARNノードラベル
Blazeエンジンが実行されるHadoopクラスタ上のノードを決定するノードラベル。ノードラベルを指定しない場合、Blazeエンジンはデフォルトのパーティションのノードで実行されます。
Hadoopクラスタがノードラベルの論理演算子をサポートしている場合は、ノードラベルの一覧を指定できます。ノードラベルを一覧表示するには、演算子
&&
(AND)、
||
(OR)、および
!
(NOT)を使用します。
詳細プロパティ
Blazeエンジンに固有な詳細プロパティのリスト。詳細プロパティには、デフォルトプロパティのリストが含まれます。
Hadoop環境のランタイムプロパティは、データ統合サービス、Hadoop接続、およびマッピングで構成できます。下位レベルで値を設定することにより、上位レベルで構成されたプロパティをオーバーライドできます。例えば、データ統合サービスのカスタムプロパティでプロパティを構成する場合は、Hadoop接続またはマッピングでオーバーライドできます。データ統合サービスは、次の優先順位に基づいてプロパティのオーバーライドを処理します。
  1. infacmd ms runMapping
    -cp
    オプションを指定して設定された、マッピングのカスタムプロパティ
  2. Hadoop環境のマッピングのランタイムプロパティ
  3. ランタイムエンジン用のHadoop接続の詳細プロパティ
  4. Hadoop接続の詳細な全般プロパティ、環境変数、およびクラスパス
  5. データ統合サービスのカスタムプロパティ
Informaticaは、サードパーティが提供するドキュメント、Informaticaが提供するドキュメント、またはInformaticaのグローバルカスタマサポートに問い合わせることなく、これらのプロパティ値を変更することはお勧めしません。プロパティに関する知識がないまま値を変更すると、パフォーマンスの低下やその他の予期しない結果が発生する可能性があります。