目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

TO_DECIMAL

TO_DECIMAL

文字列または数値を10進値に変換します。 TO_DECIMALは、先頭の空白を無視します。

構文

TO_DECIMAL(
value
[,
scale
] )
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
必須
文字列データ型または数値データ型であること。10進数値に変換する値を渡します。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。
スケール
オプション
0から28までの整数リテラル。小数点以下の桁数を指定します。この引数を省略すると、関数は入力値と同じ位取りの値を返します。

戻り値

0から28までの精度と位取りを持つ10進値。
関数にNULL値を渡した場合はNULLです。
文字列に数値以外の文字が含まれている場合、文字列の数値部分を数値以外の最初の文字に変換します。
最初の文字が有効な数字でない場合、0を返します。
戻り値が15を超える精度を持つ10進値である場合は、高精度を有効にして、最大28桁までの10進精度を使用可能にできます。

次の式は、ポートIN_TAXからの値を使用します。IN_TAXは、精度44桁のStringデータ型です。戻り値は、精度28桁、スケール3桁のDecimalデータ型です。
TO_DECIMAL( IN_TAX, 3 )
IN_TAX
RETURN VALUE
'15.6789'
15.679
'60.2'
60.200
'118.348'
118.348
NULL
NULL
'A12.3Grove'
0
'711A1'
711
'1234567890.123'
1234567890.123
'123456789012345678901234567890.123'
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'1234567890123456789012345678901234567890.123
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