目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

TO_INTEGER

TO_INTEGER

文字列または数値を整数に変換します。 TO_INTEGER構文にはオプションの引数があり、数字を近似値の整数に丸めるか、小数点以下を切り詰めるかを選択できます。TO_INTEGERは、先頭の空白を無視します。

構文

TO_INTEGER(
value
[,
flag
] )
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
value
必須
文字列データ型または数値データ型。整数に変換したい値を渡します。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。
flag
オプション
小数点以下を切り捨てるか丸めるかを指定します。フラグは整数リテラルか、TRUEまたはFALSEの定数でなければなりません。
TO_INTEGERは、フラグがTRUEまたは非0の数字の場合に小数点以下を切り捨てます。
フラグがFALSEまたは0の場合、あるいはこの引数が省略された場合、TO_INTEGERは値を近似値の整数に丸めます。

戻り値

整数。
関数にNULL値を渡した場合はNULLです。
関数に渡された値に英数字が含まれている場合は0です。

次の式は、ポートIN_TAXからの値を使用します。変換によって数値のオーバーフローが発生すると、
PowerCenter統合サービス
はエラーを表示します。
TO_INTEGER( IN_TAX, TRUE )
IN_TAX
RETURN VALUE
'15.6789'
15
'60.2'
60
'118.348'
118
'5,000,000,000'
Error. Integration Service skips this row.
NULL
NULL
'A12.3Grove'
0
'    123.87'
123
'-15.6789'
-15
'-15.23'
-15
TO_INTEGER( IN_TAX, FALSE)
IN_TAX
RETURN VALUE
'15.6789'
16
'60.2'
60
'118.348'
118
'5,000,000,000'
Error. Integration Service skips this row.
NULL
NULL
'A12.3Grove'
0
'    123.87'
124
'-15.6789'
-16
'-15.23'
-15