目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランザクション制御変数

トランザクション制御変数

トランザクション制御変数は、データベース行の処理中にトランザクションをコミットまたはロールバックする条件を定義します。式のエディタで構築するトランザクション制御式でこれらの変数を使用します。トランザクション制御式は、IIF関数を使って各行が条件に合っているかテストします。
PowerCenter統合サービス
は条件の戻り値によっては、行のコミットやロールバックを行ったり、トランザクション変更を行わなかったりします。
下記の例では、トランザクション制御変数を使って行の処理場所を決定します。
IIF (NEWTRAN=1, TC_COMMIT_BEFORE, TC_CONTINUE_TRANSACTION)
NEWTRAN=1のとき、TC_COMMIT_BEFORE変数はカレント行が処理される前にコミットを実行します。そうでない場合は、TC_CONTINUE_TRANSACTION変数が現在のトランザクションで行を処理してしまいます。
トランザクション制御式を作成する場合、式エディタで以下の変数を使用します。
  • TC_CONTINUE_TRANSACTION。
    PowerCenter統合サービス
    は、カレント行に対してトランザクション変更を行いません。 これはデフォルトのトランザクション制御変数値です。
  • TC_COMMIT_BEFORE。
    PowerCenter統合サービス
    はトランザクションをコミットし、新しいトランザクションを開始し、現在の行をターゲットに書き出します。カレント行は、新しいトランザクション内にあります。
  • TC_COMMIT_AFTER。
    PowerCenter統合サービス
    は、現在の行をターゲットに書き出し、トランザクションをコミットし、新しいトランザクションを開始します。カレント行は、コミットされたトランザクション内にあります。
  • TC_ROLLBACK_BEFORE。
    PowerCenter統合サービス
    は、現在のトランザクションをロールバックし、新しいトランザクションを開始し、現在の行をターゲットに書き出します。カレント行は、新しいトランザクション内にあります。