目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

LAST_DAY

LAST_DAY

ポート内の各日付に対して、月の最後の日の日付を返します。

構文

LAST_DAY(
date
)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
日付
必須
Date/Timeデータ型。月の最後の日を返したい日付を渡します。日付を求める有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。

戻り値

日付。関数に渡した日付値に対する月の最後の日。
選択したポート内の値がNULLである場合は、NULL。

Null

値がNULLであると、LAST_DAYはその行を無視します。ただし、ポートから渡された値がすべてNULLである場合には、NULLを返します。

Group By

LAST_DAYは、トランスフォーメーションで定義したGroup Byポートに基づいて値をグループ分けし、各グループについて1つの結果を返します。Group Byポートがない場合には、LAST_DAYはすべての行を1つのグループとして扱い、1つの値を返します。

次の例は、ORDER_DATEポート内の各日付に対して、月の最後の日を返します。
LAST_DAY( ORDER_DATE )
ORDER_DATE
RETURN VALUE
Apr 1 1998 12:00:00AM
Apr 30 1998 12:00:00AM
Jan 6 1998 12:00:00AM
Jan 31 1998 12:00:00AM
Feb 2 1996 12:00:00AM
Feb 29 1996 12:00:00AM   
(Leap year)
NULL
NULL
Jul 31 1998 12:00:00AM
Jul 31 1998 12:00:00AM
TO_DATEをネストして文字列値を日付に変換できます。TO_DATEには常に時刻の情報があります。時刻値を含まない文字列を渡すと、返される日付には時刻「00:00:00」を含みます。
次の例は、各注文日に対して、月の最後の日を文字列と同じ形式で返します。
LAST_DAY( TO_DATE( ORDER_DATE, 'DD-MON-YY' ))
ORDER_DATE
RETURN VALUE
'18-NOV-98'
Nov 30 1998 00:00:00
'28-APR-98'
Apr 30 1998 00:00:00
NULL
NULL
'18-FEB-96'
Feb 29 1996 00:00:00
(Leap year)