目次

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  1. はじめに
  2. コンポーネント
  3. APIコレクション
  4. ビジネスサービス
  5. ファイルリスナ
  6. 固定長ファイル形式
  7. 階層マッパー
  8. 階層スキーマ
  9. 業種別データサービスカスタマイザ
  10. インテリジェント構造モデル
  11. インテリジェント構造モデルの改良
  12. マップレット
  13. 保存済みクエリ
  14. 共有シーケンス
  15. ユーザー定義関数

コンポーネント

コンポーネント

ユーザー定義関数

ユーザー定義関数

ユーザー定義関数は再利用可能な関数で、式で使用できます。ユーザー定義関数を作成すると、
Informatica Intelligent Cloud Services
のトランスフォーメーション言語を使用して複雑な式を作成できます。ユーザー定義関数は、トランスフォーメーションやフィールド式と同じ構文を使用します。また、同じトランスフォーメーション言語コンポーネントを使用することもできます。
ユーザー定義関数は、マッピングまたはマップレットのトランスフォーメーション式、
マッピング
タスクのフィールド式、または他のユーザー定義関数に含めることができます。式でユーザー定義関数を使用するには、式エディタでユーザー定義関数を選択し、必要な引数を入力します。
同期
タスクの式でユーザー定義関数を使用することはできません。
詳細モードでは、次のトランスフォーメーションにユーザー定義関数を含めることができます。
  • アグリゲータ
ユーザー定義関数は、SQL ELTモードのマッピングの式では使用できません。

名前や住所などのテキスト文字列から先頭または末尾のスペースを削除するとします。この場合、テキスト文字列を引数としたRemoveSpacesというユーザー定義関数を作成し、LTRIM関数とRTRIM関数を実行します。このユーザー定義関数を設定する場合は、以下の式を入力します。
LTrim( RTrim(TextString) )
作成した関数を式トランスフォーメーションで使用して、受信フィールドLAST_NAMEから先頭および末尾のスペースを削除します。式フィールドに含まれる式は次のとおりです。
:UDF.RemoveSpaces(LAST_NAME)
式では、ユーザー定義関数名の先頭に「:UDF」が付きます。受信フィールドLAST_NAMEが引数として関数に渡されます。