目次

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  1. はじめに
  2. コンポーネント
  3. APIコレクション
  4. ビジネスサービス
  5. ファイルリスナ
  6. 固定長ファイル形式
  7. 階層マッパー
  8. 階層スキーマ
  9. 業種別データサービスカスタマイザ
  10. インテリジェント構造モデル
  11. インテリジェント構造モデルの改良
  12. マップレット
  13. 保存済みクエリ
  14. 共有シーケンス
  15. ユーザー定義関数

コンポーネント

コンポーネント

ファイルリスナの動作の違い

ファイルリスナの動作の違い

ファイル取り込みタスクとB2B GatewayパートナーフローおよびタスクフローのFile Watchタスクステップでファイルリスナが使用される場合、特定の異なる動作が発生します。
次の表で、ファイルリスナの動作の違いを、使用される場所に基づいて説明します。
動作
ファイル取り込みタスクとB2B Gatewayパートナーフローで使用されるファイルリスナ
タスクフローのFile Watchタスクステップで使用されるファイルリスナ
ライフサイクル
ファイルリスナは、ファイルイベントが最初に発生するまで、または設定された終了時刻まで実行されます。
ファイルリスナは、ファイルイベントが最初に発生するまで、またはタイムアウトが発生するまで実行されます。
ファイルイベントが発生しない場合、デフォルトでは、タスクフローは5分間、またはFile Watch Taskステップの
Time Out
入力フィールドで定義されたオーバーライドされた値の期間だけ待ちます。タスクフローが待機する最大期間は7日で、その後タイムアウトになります。
実行の終了時刻
実行の最後の終了時刻は、設定された終了日時のタイムゾーンの午後11時55分で、翌日に延長することはできません。
ファイルリスナは、ファイルイベントまたはタイムアウトが発生するまで実行され、終了日やタイムゾーンに依存しません。
スナップショット
  • すべてのファイルリスナインスタンスが同じスナップショットを共有します。
  • スナップショットが削除されることはありません。
  • 実行されたファイルリスナは、Monitorの
    [ファイル転送ログ]
    タブに、ファイルリスナ名をインスタンス名として一覧表示されます。
    例えば、ファイルリスナ名が
    FL_Delete
    の場合、Monitorの
    [ファイル転送ログ]
    タブで確認が必要なインスタンス名は
    FL_Delete
    になります。
  • 各ファイルリスナインスタンスは、独自のスナップショットを維持します。
  • スナップショットは、ジョブが完了した直後に削除されます。
  • 実行された各ファイルリスナは、Monitorの
    [ファイル転送ログ]
    タブに一覧表示されます。
    出力フィールドに表示されるmonitorJobIdをファイルリスナ名に付加して、Monitorの
    [ファイル転送ログ]
    タブでインスタンス名を見つけます。
    例えば、monitorJobIdが
    7500
    でファイルリスナの名前が
    FL_Arrive
    の場合、Monitorの
    [ファイル転送ログ]
    タブで確認が必要なインスタンス名は
    FL_Arrive-7500
    になります。
起動と停止
データ統合から、またはファイル転送REST APIリソースを使用して、ファイルリスナインスタンスを起動および停止できます。
File Watchタスクステップを含むタスクフローを実行すると、関連するファイルリスナインスタンスが起動します。ファイルリスナインスタンスは、ファイルイベントまたはタイムアウトが最初に発生したときに停止します。
ファイルリスナインスタンスを手動で起動または停止しても、タスクフローは影響を受けません。