目次

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  1. はじめに
  2. コンポーネント
  3. APIコレクション
  4. ビジネスサービス
  5. ファイルリスナ
  6. 固定長ファイル形式
  7. 階層マッパー
  8. 階層スキーマ
  9. 業種別データサービスカスタマイザ
  10. インテリジェント構造モデル
  11. インテリジェント構造モデルの改良
  12. マップレット
  13. 保存済みクエリ
  14. 共有シーケンス
  15. ユーザー定義関数

コンポーネント

コンポーネント

予約値の数

予約値の数

予約値の数により、
マッピング
タスクが、各タスクの実行中に1回でキャッシュするシーケンスの値の数が決まります。
複数のシーケンストランスフォーメーションが同じ共有シーケンスを使用した場合、共有シーケンスのインスタンスが同時に複数作成される可能性があります。重複する値が生成されないようにするため、予約値の数を設定することで、各マッピングについて一定の範囲のシーケンス値を予約します。
例えば、予約値の数 = 1000、初期値 = 1、増分 = 1という共有シーケンスを設定します。2つのマッピングが共有シーケンスを使用しています。最初の
マッピング
タスクが実行されると、
データ統合
は1000個の値(1~1000)をマッピングタスクのために予約し、リポジトリ内の現在値を1001に更新します。2番目のマッピングタスクが実行されると、
データ統合
簡単なデータ統合は次の1000個の値(1001~-2000)を予約し、現在値を2001に更新します。どちらかのマッピングタスクが予約値をすべて使用すると、
データ統合
は別の一連の値を予約し、現在値を更新します。
データ統合
がシーケンスで予約する値の数は、予約値の数に増分値を乗算することで決定されます。
例えば、2で始まる共有シーケンスがあり、増分が2で、予約値が1000の場合、
データ統合
はシーケンスで1000個の値を予約するか、数値の2~2002を予約し、現在値を2003に更新します。
デフォルトでは、予約値の数は1000です。パフォーマンスを向上するには、予約値の数を増やします。これにより、
データ統合
がリポジトリに対して行う呼び出しの数が減少します。予約値の数を1000より少なくすることはできません。
タスク実行のために予約されたものの、タスクでは使用されない値は、タスクの完了時に失われます。例えば、1250行あるテーブルでIDを生成するとします。共有シーケンスを設定して増分1の値を生成し、予約値の数を2000に設定します。タスクが実行されると、
データ統合
は、タスクのために2000個の値を予約し、現在値を2001に更新します。次のタスクが実行される際、シーケンスは2001から始まり、1251~2000の値は失われます。
パーティションを使用する場合、
データ統合
は、各パーティション用に一連の値を予約します。