目次

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  1. はじめに
  2. コンポーネント
  3. APIコレクション
  4. ビジネスサービス
  5. ファイルリスナ
  6. 固定長ファイル形式
  7. 階層マッパー
  8. 階層スキーマ
  9. 業種別データサービスカスタマイザ
  10. インテリジェント構造モデル
  11. インテリジェント構造モデルの改良
  12. マップレット
  13. 保存済みクエリ
  14. 共有シーケンス
  15. ユーザー定義関数

コンポーネント

コンポーネント

ファイルイベントの信頼性

ファイルイベントの信頼性

ファイル取り込みとレプリケーション
タスクでファイルリスナをソースとして使用している場合は、新しいファイルが到着したとき、既存のファイルが更新されたとき、またはファイルが削除されたときに、ファイルリスナの構成に基づいてファイルイベントが作成されます。ファイルイベントは、
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクに渡されます。このセクションでは、ファイルリスナおよび
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクの間でこれらのファイルイベントを処理する際の信頼性の側面について説明します。
ファイルリスナは、次の条件に基づいてイベントを処理します。
  • Secure Agentが実行されていない場合、または一時的なネットワークの中断があり、ファイルイベントが
    ファイル取り込みとレプリケーション
    タスクに到達しない場合、ファイルリスナは各ファイルのイベントをキューに登録し、それを次回の
    ファイル取り込みとレプリケーション
    ジョブの通知に含めます。つまり、
    ファイル取り込みとレプリケーション
    タスクは、各ファイルに関する通知を少なくとも1回受信します。これにより、ファイルリスナおよび
    ファイル取り込みとレプリケーション
    タスクの間で少なくとも1回の信頼性が保証されます。
    処理されないファイルイベントは、7日間キューに残ります。
  • 複数のイベントが発生した場合、ファイルリスナは、各ファイルの最後のイベントのみを
    ファイル取り込みとレプリケーション
    タスクに通知します。
  • ファイルリスナキューにあるファイルイベントは、次のいずれかの方法で
    ファイル取り込みとレプリケーション
    タスクに到達します。
    • ファイル取り込みとレプリケーション
      ジョブが完了すると、
      データ取り込みおよびレプリケーション
      サービスがファイルリスナにプル要求を行い、キューに登録されたイベントを確認します。イベントが見つかると、サービスはそれらを処理するために新しい取り込みジョブをトリガします。プル要求は、同じ取り込みタスクによって実行される別の同時実行ジョブにすでに割り当てられているファイルの処理をトリガしないため、常に1つの取り込みジョブのみがファイルを処理します。
    • 例えば、Secure Agentが実行されていない状態で
      データ取り込みおよびレプリケーション
      サービスが要求を行った場合など、プロアクティブなプル要求によってイベントが取得されない場合、ファイルリスナは各ファイルの最後のイベントをキューに登録し、それを次回の
      ファイル取り込みとレプリケーション
      ジョブの通知に含めます。
    • ファイル取り込みとレプリケーション
      タスクを手動で実行して、失敗したイベントを取得することもできます。
  • ファイルイベントの処理が失敗すると、
    ファイル取り込みとレプリケーション
    タスクは失敗したイベントの処理を再試行します。失敗したイベントの再試行は、自動的に1回行われ、その後のファイルリスナ通知中に行われます。
  • ステータスが成功または重複となったファイルイベントを
    ファイル取り込みとレプリケーション
    タスクが自動的に再処理することはありません。
    転送ログなどを使用した場合など、エラーが原因でターゲットに正常に転送されなかったファイルについては、手動で特定する必要があります。この問題を解決するには、ファイルを移動するか、手動で変更して、ファイルリスナがファイルを取得できるようにします。例えば、ファイルの最終変更時刻が変更された場合、ファイルリスナは、内容が変更されていなくても、ファイルが更新されたと見なします。
ファイルリスナは、ターゲットに転送する15件のファイルイベントを持つ
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクのソースです。バッチサイズは5です。
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクがトリガされて完了すると、ファイルイベントは次のステータスになります。
  • 1番目のバッチ(ファイル1から5)の5件のイベント: 成功
  • 2番目のバッチ(ファイル6から10)の5件のイベント: 失敗
  • 3番目のバッチ(ファイル11から15)の5件のイベント: 未処理
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクは、一度に5件の失敗したイベントと未処理のイベントの処理を自動的に再試行します。
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクが完了すると、ファイルイベントは次のステータスになります。
  • 1番目のバッチ(ファイル6から10)の5件のイベント: 成功
  • 2番目のバッチ(ファイル11から15)の5件のイベント: 失敗
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクは、一度に5件の失敗したイベントの処理を自動的に再試行します。
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクが完了すると、2番目のバッチ(ファイル11から15)の5件のイベントが失敗します。
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクを手動で実行して、保留中の5件のイベントを取得することができます。
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクを手動で実行しない場合、ファイルリスナは次の
ファイル取り込みとレプリケーション
ジョブの通知に、失敗したイベントを含めます。