目次

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  1. はじめに
  2. コンポーネント
  3. APIコレクション
  4. ビジネスサービス
  5. ファイルリスナ
  6. 固定長ファイル形式
  7. 階層スキーマ
  8. 業種別データサービスカスタマイザ
  9. インテリジェント構造モデル
  10. インテリジェント構造モデルの改良
  11. マップレット
  12. 保存済みクエリ
  13. 共有シーケンス
  14. ユーザー定義関数

コンポーネント

コンポーネント

コネクタソースタイプ用のファイルリスナの設定

コネクタソースタイプ用のファイルリスナの設定

ファイルリスナの詳細で、コネクタとしてソースタイプを選択する際、ファイルリスナは接続をリスニングします。
ファイルリスナ詳細の設定に関する詳細については、ファイルリスナの設定を参照してください。
  1. 次のパラメータを設定して、接続を定義します。
    パラメータ
    説明
    接続タイプ
    ファイルリスナがリスニングする接続のタイプ。
    接続
    ファイルリスナがリスニングする接続。
  2. 次のパラメータを設定して、リスナルールを定義します。
    パラメータ
    説明
    フォルダパス
    ファイルリスナがリスニングするフォルダへのパス。
    ファイルリスナは、NFSおよびCIFSをサポートするネットワーク共有上のファイルおよびディレクトリにアクセスできます。
    ソースファイルシステムへの相対パスを入力できます。相対パスを入力するには、パスをピリオドで開始し、その後にスラッシュを配置します(./)。パスは、接続で指定されたソースディレクトリの相対パスです。
    パターンタイプ
    ファイルリスナがリスニングするファイル名のパターンを決定します。次のいずれかのパターンを選択します。
    • ワイルドカード
    • Regex
    • インジケータファイル
    ファイルパターン
    ファイルリスナがリスニングするファイル名パターン。
    • ワイルドカード: ファイル名のワイルドカードパターンを使用します。
    • Regex: ファイル名パターンと一致する正規表現を使用します。
      正規表現のパターンタイプを選択する場合は、次の例を検討します。
      • 次の構文を使用すると、名前にout、foo、bazを含むファイルを除くすべてのファイルをリスニングします。
        ^(?!.*(?:out|baz|foo)).*$ all except
      • 次の構文を使用すると、拡張子がdoc、docx、pdfのすべてのファイルをリスニングします。
        ([a-zA-Z0-9\s_\\.\-\(\):])+(.doc|.docx|.pdf)$
      • 次の構文を使用すると、名前に
        out.txt
        を含むファイルを除くすべてのテキストファイルをリスニングします。
        ^(?!out).*\.txt$
    • インジケータファイル。ファイルリスナがリスニングするファイル名を使用します。
    サブフォルダ内のファイルを確認
    ファイルリスナが、リスニング対象フォルダにあるサブフォルダ内のファイルを確認するかどうかを示します。
    アクション後
    ファイルリスナがイベントをリスニングした後にファイルリスナが実行する必要のあるアクションを決定します。
    ファイルパターンがインジケータファイルである場合にのみ、アクション後に
    [削除]
    を選択することができます。デフォルトは[なし]です。
    次の接続タイプは、[アクション後]のオプションをサポートします。
    • ローカルフォルダ
    • Advanced FTP V2
    • Advanced FTPS V2
    • Advanced SFTP V2
    • Amazon S3 V2
    • Azure Data Lake Store Gen2
    パラメータの追加
    式を作成して、フォルダパスのパラメータとして追加します。詳細については、Add Parametersを参照してください。
    ファイル到着時に
    ファイルリスナが、登録済みのサービスに通知を送信するタイミングを決定します。
    • 到着時。ファイルリスナがリスニングするフォルダにファイルが到着したときに通知を送信します。
    • 更新時。ファイルリスナがリスニングするフォルダのファイルが更新されたときに通知を送信します。
    • 削除時。ファイルリスナがリスニングするフォルダのファイルが削除されたときに通知を送信します。
    必要に応じて複数のオプションを選択できます。
    [アクション後]
    [削除]
    の場合は、
    [削除時]
    オプションを選択しないでください。
    ルールを満たした場合はチェックを停止
    ファイルリスナは、リスナルルールに合致するとフォルダのリスニングを停止します。例えば、リスニング対象フォルダ内のファイルが削除されたときに通知を送信するようにファイルリスナを設定している場合、フォルダ内で最初にファイル削除イベントが発生するとリスナはフォルダのリスニングを停止します。
    このオプションが選択されない場合、ファイルリスナはイベントを登録済みのアプリケーションに通知し、後続のイベントを引き続きリスニングします。
    ファイルの安定性を確認
    ファイルリスナは、登録済みのサービスに通知する前に、ファイル全体がリスニング対象フォルダにコピーされたかどうかを確認します。
    サイズの大きいファイルを転送する場合(フォルダへのファイルの書き込み処理に時間がかかる場合)は、このオプションを選択します。
    安定性確認間隔
    ファイルリスナがファイルの安定性を確認するために待機する時間(秒単位)。例えば、安定時間が15秒の場合、ファイルリスナは15秒ごとにファイルのステータスを確認します。
    安定性確認間隔フィールドは、
    [ファイルの安定性を確認]
    オプションを選択した場合にのみ有効になります。
    安定性確認間隔は、10秒から300秒の範囲です。デフォルトは10秒です。
    最初の実行時にファイルが存在するかどうかを通知
    ファイルリスナを初めて実行すると、リスニングするフォルダにファイルが存在する場合に通知が送信されます。このオプションを選択すると、
    [ファイルリスナが実行中でない場合にイベントを除外]
    オプションが無効になります。
    ファイルリスナが実行中でない場合にイベントを除外
    ファイルリスナが実行されていないときに発生するファイルイベントを除外するかどうかを決定します。このオプションを選択すると、
    [最初の実行時にファイルが存在するかどうかを通知]
    オプションが無効になります。
  3. スケジュールを指定する場合は、次のオプションを検討してください。
    • スケジュールオプションは、ファイルリスナを毎日、毎週、または毎月実行するように設定できます。
    • スケジュールオプションは、特定のタイムゾーンに基づいて特定の日時(および秒)にファイルリスナを開始し、ジョブインスタンスを繰り返し実行するように設定できます。
  4. [障害管理]
    [障害時に実行を続行]
    を選択し、タスクがエラーで失敗してもファイルリスナを実行するようにします。
    [障害時に通知を送信]
    を選択して、タスクが失敗した場合には通知を受け取るようにします。タスクに障害が発生した場合に通知を送信する電子メールアドレスのリストを入力します。