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  1. はじめに
  2. Informatica Data Engineering Integrationについて
  3. マッピング
  4. マッピングの最適化
  5. ソース
  6. ターゲット
  7. トランスフォーメーション
  8. Pythonトランスフォーメーション
  9. クラスタワークフロー
  10. プロファイル
  11. 監視
  12. 階層データ処理
  13. 階層データ処理設定
  14. スキーマが変更された階層データの処理
  15. ブロックチェーン
  16. インテリジェント構造モデル
  17. ステートフルコンピューティング
  18. 接続
  19. データ型リファレンス
  20. 関数リファレンス

ユーザーガイド

ユーザーガイド

ブロックチェーン接続プロパティ

ブロックチェーン接続プロパティ

ブロックチェーン接続を設定するときは、接続プロパティを設定する必要があります。
以下の表に、ブロックチェーン接続の一般的な接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
名前
接続の名前。この名前では、大文字と小文字が区別されず、ドメイン内で一意にする必要があります。このプロパティは、接続を作成した後に変更できます。名前は128文字以内で指定し、空白および以下の特殊文字は使用できません。
~ ` ! $ % ^ & * ( ) - + = { [ } ] | \ : ; " ' < , > . ? /
ID
データ統合サービスが接続の識別に使用する文字列。IDでは大文字と小文字が区別されません。255文字以下で、ドメイン内で一意である必要があります。このプロパティは、接続を作成してから変更できません。デフォルト値は接続名です。
説明
接続の説明。接続を識別するために使用できる文字列を入力します。説明は、4,000文字を超えることはできません。
Swaggerファイルパス
ブロックチェーンと通信するためのREST APIが含まれたSwaggerファイルパスの絶対パス。Swaggerファイルは、データ統合サービスマシン上に格納されている必要があります。
認証タイプ*
ランタイムエンジンがRESTサーバーへの接続に使用する認証方法。[なし]、[基本]、[ダイジェスト]、[OAuth]を使用できます。
認証ユーザーID*
RESTサーバーの認証を受けるユーザー名。
認証パスワード*
RESTサーバーの認証を受けるユーザー名のパスワード。
OAuthコンシューマキー*
認証タイプが[OAuth]の場合に必要です。RESTサーバーに関連付けられたクライアントキー。
OAuthコンシューマシークレット*
認証タイプが[OAuth]の場合に必要です。RESTサーバーに接続するクライアントのパスワード。
OAuthトークン*
認証タイプが[OAuth]の場合に必要です。RESTサーバーに接続するためのアクセストークン。
OAuthトークンシークレット*
認証タイプが[OAuth]の場合に必要です。OAuthトークンに関連付けられるパスワード。
プロキシタイプ*
プロキシのタイプ。[プロキシなし]、[プラットフォームプロキシ]、[カスタム]を使用できます。
プロキシの詳細*
<host>:<port>
形式を使用したプロキシ設定。
トラストストアのファイルパス*
SSL証明書を含むトラストストアファイルの絶対パス。
トラストストアのパスワード*
トラストストアファイルのパスワード。
キーストアのファイルパス*
RESTサーバーとの双方向の安全な接続を確立するために必要なキーと証明書を含むキーストアファイルの絶対パス。
キーストアのパスワード*
キーストアファイルのパスワード
詳細プロパティ
ブロックチェーンのアセットにアクセスするための詳細プロパティのリスト。名前と値のペアをセミコロンで区切って詳細プロパティを指定します。
以下の詳細プロパティを使用できます。
  • baseUrl。SwaggerファイルにベースURLが含まれていない場合に必要です。ブロックチェーンのアセットにアクセスするために使用されるベースURLです。
  • X-API-KEY。APIキーを使用してRESTサーバーの認証を受ける場合に必要です。
接続で設定する詳細プロパティは、ブロックチェーンデータオブジェクトの対応する詳細プロパティの値をオーバーライドします。例えば、接続とデータオブジェクトの両方にベースURLを指定すると、接続の値はデータオブジェクトの値をオーバーライドします。
クッキー
REST APIの実装方法に応じて必要となります。RESTサーバーに渡されるクッキーの情報を指定する、クッキーのプロパティのリストです。名前と値のペアをセミコロンで区切ってプロパティを指定します。
接続に設定するクッキープロパティは、ブロックチェーンデータオブジェクトの対応するクッキープロパティの値をオーバーライドします。
*
プロパティは無視されます。この機能を使用するには、プロパティを詳細プロパティとして設定し、Swaggerファイルのプロパティ名に基づいて名前と値のペアを指定します。
例えば、次の名前と値のペアを設定して、基本的な認証を使用します。
Authorization=Basic <credentials>